小寺麻美

小寺 麻美: 日本の女性総合格闘家

小寺麻美（こでら あさみ）は、1978年7月28日に栃木県で生まれた、日本の女性総合格闘家です。彼女はPUREBRED川口REDIPSに所属し、数々の大会でその実力を証明してきました。

来歴

彼女の格闘家としてのキャリアは2000年に始まりました。和術慧舟會東京本部に入門し、2年後の2002年11月9日、SMACKガールでプロデビューを果たします。この試合ではナナチャンチンと対戦し、腕ひしぎ十字固めで見事な一本勝ちを収めました。

しかし、その後の試合では波があり、2004年5月16日のグラップリングルールのトーナメントで茂木康子に腕ひしぎ十字固めで敗れるなど、厳しい時間も経験しました。2006年のPUREBRED川口REDIPSのオープンに伴い、彼女はチームを移籍しました。

その後の2007年には、SMACKGIRL GRAPPLING PRINCESS LEAGUE 02に出場し、1回戦では長野美香に勝利したものの、決勝で牛塚愛子に敗れて準優勝となり、次々と実績を残していきます。5月には再びトーナメントに挑戦、MIYOKOや船越あゆみを相手に連勝し、優勝を果たしました。

彼女は11月25日の格闘王国 LIVE 2007で総合格闘技ルールの試合に戻り、溝口麻美子に腕ひしぎ十字固めで勝ちを収め、その実力を再確認しました。また、2008年にはSMACKGIRLとDEEP Xの大会にも出場。判定やグラップリングルールでの試合を通じて、さまざまな経験を積んでいきました。

2009年にはJEWELSのリングに初参戦し、関友紀子との対戦で腕ひしぎ十字固めで勝利を飾ります。同年9月、ROUGH STONE GP 2009のトーナメントに出場し、深岬パトラを相手に一本勝ちを収め、12月には石川菊代との決勝を3-0の判定で制し、見事に優勝を果たしました。これは彼女にとって、大きな転機となりました。

2010年にはJEWELSのグラップリングルールのトーナメントに出場し、準決勝でアミバに敗れました。彼女の戦績は、数多くの勝利とともに多様な対戦経験を物語っています。

戦績とタイトル

総合格闘技

彼女の総合格闘技における記録は、多くの試合を通じて磨かれてきました。特にその強力なグラップリング技術が評価されています。

グラップリング

グラップリング部門でも多くの成功を収め、以下のタイトルを獲得しています：

• - JEWELS ROUGH STONE GP 2009 -48kg級 優勝
• - SMACKGIRL GRAPPLING PRINCESS LEAGUE 01 優勝（2006年10月21日）
• - SMACKGIRL GRAPPLING PRINCESS LEAGUE 03 優勝（2007年5月19日）

表彰

彼女の功績はJEWELSの殊勲賞（2009年）を受賞するなど、広く認められています。彼女は女子総合格闘技の発展に寄与し、多くのファンに支持されています。

関連項目

小寺麻美は、女子総合格闘技の象徴とも言える存在であり、多くの後輩選手たちに影響を与えています。これからの彼女のさらなる活躍に期待が寄せられています。

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