小山市立絹義務教育学校

小山市立絹義務教育学校について

小山市立絹義務教育学校（おやましりつ きぬぎむきょういくがっこう）は、栃木県小山市福良に設置された公立の義務教育学校です。この学校は、3つの市立小学校（福良小学校、梁小学校、延島小学校）と小山市立絹中学校の統合により、2017年4月に新たに生まれました。開校当初から、多様な教育プログラムやICT機器の導入など、現代の教育課題に応える取り組みが行われています。

学校の設立と運営

小山市立絹義務教育学校は、2017年4月1日に栃木県初の義務教育学校として認可され、開校式が同年4月10日に行われました。この式典では、大久保寿夫市長が開校を宣言し、初めての入学式が開催されました。同年の10月には、教育用のICT機器が整備され、学習環境のデジタル化が推進されています。このように、教育の質を向上させるためのさまざまな努力が続けられています。

校舎の利用と環境

校舎は、統合された旧校舎の改修・整備を経て新たな施設として活用されています。具体的には、福良小学校と絹中学校の施設が隣接しており、改良工事によって新しい学びの場が創出されました。このような環境のもと、生徒たちは快適に学んでいます。

通学区域

小山市立絹義務教育学校の通学区域は広範囲にわたり、小山市内の特定の地域（高椅、田川、中河原、中島、新田、舟戸、前舟戸、篠原、福良、梁）からの生徒が通っています。このため、多様な背景を持つ生徒が集まり、学校内での文化交流やコミュニケーションの促進が図られています。

交通アクセス

学校への交通アクセスには注意が必要です。JR水戸線の東結城駅から車で約3.9km、所要時間は約7分程度です。また、JR東北本線および東北新幹線の小山駅からは、車で約10.9km、20分ほどかかります。公共交通機関については、近隣には路線バスが通っておらず、最寄りのバス停は結城市巡回バスの北部東ルート「福良橋西」ですが、徒歩約40分の位置にあります。

学校周辺の施設

小山市立絹義務教育学校の周辺には、栃木県道214号福良羽川線や小山市役所絹出張所、絹公民館、福城寺、また栃木県警小山警察署の福良警察官駐在所などが位置しています。これらの施設は地域の教育や治安維持にも寄与しています。

小山市立絹義務教育学校は、地域に根ざした教育を展開し、さまざまな社会や文化背景を持つ生徒たちが学ぶ場となっています。今後も教育環境の向上に努め、多くの生徒たちが成長することが期待されています。

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