小山茉美のオールナイトニッポン

『小山茉美のオールナイトニッポン』は、1983年7月から1985年3月までニッポン放送の深夜番組「オールナイトニッポン」水曜2部で放送されていたラジオ番組です。声優の小山茉美さんがパーソナリティを務め、水曜深夜27:00から29:00（木曜未明3:00から5:00）の時間帯に放送されていました。

小山茉美さんにとって、この番組はラジオで単独パーソナリティとして初めての本格的な出演となりました。番組では、洋楽のオールディーズからJ-POP、ニューミュージックなどの最新ヒット曲まで、幅広いジャンルの音楽を扱っており、音楽に重きを置いた構成が特徴でした。リスナーからの曲のリクエストも積極的に受け付けており、毎回一つのアルファベットを決めて、そのアルファベットで始まるタイトルの曲を募集するなど、独自の企画も展開していました。

番組は「雑誌のようにみんなで作る番組」「雑誌のページをめくるように番組を聴いてもらいたい」というコンセプトのもと、週刊誌形式の構成を採用していました。各回のサブタイトルには『JJミュージック』『ペントハウスミュージック』など、実在する雑誌のタイトルを冠していました。小山さん自身も「その"編集長"になりたい」と語り、番組制作に意欲的に取り組んでいたそうです。

トークでは、代表作である『Dr.スランプ』の則巻アラレのような可愛らしい声ではなく、成熟した大人の女性としての声で展開されていました。このギャップも番組の魅力の一つでした。当時のディレクターは土屋夏彦さんが担当していました。

主なコーナー

音楽ダジャレ組:
オチを音楽の曲名やアーティスト名に持っていくという内容のネタはがきを募集するコーナー。
みんなで作るページ:
リスナー参加型のコーナーで、様々な企画が行われていたと思われます。
クリーム相談室:
リスナーからの悩み相談に答えるコーナー。
ミュージッククッキング:
音楽を料理に見立てたユニークなコーナー。
* アーティストフォーカス:
特定のアーティストに焦点を当てて、その魅力を深く掘り下げるコーナー。

ネット局

当時のオールナイトニッポン2部全曜日のネット局で放送されていました。

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