小松士郎のラジオのたまご

『小松士郎のラジオのたまご』

『小松士郎のラジオのたまご』は、熊本放送のRKKラジオで2005年から2017年まで放送されていた番組で、平日の午後に放送されていました。通称「ラジたま」として親しまれており、地域のリスナーに愛される存在となりました。

番組の歴史

番組は2005年4月4日にスタートし、最初のパーソナリティは江上浩子アナウンサーでした。彼女は2009年3月まで出演し、その後は岡村清香アナウンサーにバトンタッチされました。岡村アナは2010年まで担当し、須藤あきアナウンサーが次に加わり、さらに村岡章子アナウンサーも登場しました。2013年には「きよさんのラジオ夕刊」と統合され、放送時間が拡大しました。

コーナー構成

番組は様々なコーナーで構成されており、リスナー参加型の企画が特に人気を集めました。例えば、「ラジたまオリコミ川柳」では、リスナーが川柳を投稿し、最優秀作品が選ばれるというものでした。また、「3時です・日産です!!」のセグメントでは、曜日ごとに異なるテーマのコーナーが設けられ、様々な話題が提供されました。

月曜日から金曜日までの特色あるコーナー

• - 月曜日: 「章子の、見出しチェ〜ック!」では、週刊誌や月刊誌から村岡章子アナが気になる記事を紹介。
• - 火曜日: 「ムービー・セレクション」では、最新の映画を二人が見て感想を共有。
• - 水曜日: 「さやかの眼」にリニューアルされ、岡村清香アナが日常の気になることを語ります。
• - 木曜日: 小松が読んだ本を紹介する「読書家への道」が設けられました。
• - 金曜日: 「コマツのエンタメ・コラム」では、小松がエンターテインメントに関するコラムを展開しました。

これらのコーナーはリスナーからの反響を取り入れながら楽しまれる形式で、多くの方が参加することができました。

出演者の多様性

メインパーソナリティである小松士郎さんはタレントであり、ディスクジョッキーとしても知られています。彼の軽妙なトークが番組の魅力の一つでした。また、アシスタントは様々なタレントやアナウンサーが交替で担当し、番組ごとに異なる雰囲気を作り出しました。これにより、リスナーは毎日新しい視点を楽しむことができました。

終了と影響

2017年9月29日をもって番組は終了しましたが、その間に地域の情報を発信し続け、エンターテインメントとして多くの人々に愛されてきました。リスナーとのインタラクションが特に強まり、熊本地域の文化とも密接に結びついたその内容は、今もなお記憶に新しいものです。

番組終了からも多くのファンに愛され続け、RKKの他のプログラムへも影響を与えた『小松士郎のラジオのたまご』は、熊本のラジオ史において重要な役割を果たしたと言えるでしょう。

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