小松川信用金庫

小松川信用金庫

小松川信用金庫（こまつがわしんようきんこ）は、東京都江戸川区に本店を構える、地域社会に根差した協同組織金融機関です。

歴史と沿革

当金庫は、東京都内に本店を置く信用金庫の中で、最も長い歴史を持っています。その源流は、大正時代にまで遡ります。

1918年（大正7年）11月：地域産業の振興と住民の相互扶助を目的として、産業組合法に基づき「有限責任小松川町信用購買組合」として設立されました。これが当金庫の礎となります。
1932年（昭和7年）2月：「有限責任小松川町信用組合」に名称が変更され、より信用事業に特化した組織へと移行します。
1950年（昭和25年）2月：組織形態が改められ、「小松川信用組合」となります。
1952年（昭和27年）9月：信用金庫法の制定という大きな転換期を経て、現在の組織形態である「小松川信用金庫」に改組されました。信用金庫として、地域の中小企業や住民のための金融サービス提供を本格化させます。

そして、当金庫は2018年（平成30年）11月に、設立から数えて記念すべき100周年を迎えました。

提携関係

地域における金融連携の強化を図るため、2001年（平成13年）4月からは、東榮信用金庫、亀有信用金庫、および足立成和信用金庫と共に、「Σ（シグマ）バンク」という名称の提携グループに参加しています。この連携を通じて、各金庫の利用者に対するサービス向上や利便性の向上を目指しています。

店舗網

当金庫は、本店が所在する東京都江戸川区を中心に店舗を展開しており、地域のお客様に身近な金融サービスを提供しています。その店舗網は、以下のようになっています。

東京都（合計9店舗）
江戸川区内：6店舗
葛飾区内：2店舗
江東区内：1店舗
千葉県（合計1店舗）
市川市内：1店舗

このように、東京都の城東地区および千葉県の県境に近い地域に店舗を構え、地元のお客様の多様なニーズに応えています。

関連事項

日本の信用金庫一覧
協同組織金融機関

地域に根差した金融機関として、小松川信用金庫はこれからも地元社会の発展に貢献していくことを目指しています。

（注：この情報は公開されているデータに基づいています。）

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