小枝至

小枝至 (こえだ いたる)

プロフィール

小枝至は、1941年8月25日に東京都で生まれた日本の経営者です。日産自動車株式会社の代表取締役会長を務めたことで知られています。

学歴

都立日比谷高校を卒業後、1965年に東京大学工学部を卒業しました。

職歴

1965年、東京大学卒業と同時に日産自動車に入社しました。

1993年6月に取締役に就任し、その後、常務、副社長（購買および関係会社管理担当）を歴任しました。

2003年6月には、塙義一氏が代表取締役会長を退任し相談役名誉会長に就任したことを受け、後任として代表取締役兼取締役共同会長に就任、副社長も兼務しました。

2003年7月23日、同じく塙義一氏の後任として、ルノーの取締役に就任しました。

ルノーから派遣されたカルロス・ゴーン氏の指揮のもと、日産自動車本体および下請けの大幅なコスト削減やリストラを実行しました。

2008年6月からは相談役名誉会長を務めました。

受賞歴

2006年11月に、長年の産業界への貢献が評価され、藍綬褒章を受章しました。

人物

小枝至は、日産自動車において、その経営手腕を発揮し、会社を立て直すために尽力しました。特に、カルロス・ゴーン氏との協業は、日産自動車の歴史において重要な転換期となりました。そのリーダーシップと経営に対する深い知識は、多くの人々に影響を与えました。

参考文献

* 興信データ株式會社『人事興信録 第44版 上』興信データ、2007年。

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