小枝英勲

小枝 英勲

小枝 英勲（こえだ ひでのり）は、1929年6月1日に岡山県久米郡に生まれ、2014年8月12日に85歳でこの世を去った政治家です。彼は岡山県中央町の町長や、岡山県議会議員・議長として知られています。

学歴と初期のキャリア

小枝は久米郡加美村（現在の美咲町）で育ち、旧制岡山県立津山中学校を卒業後、明治大学法学部に進学しました。大学卒業後は、アメリカのスタンフォード大学大学院へと進学し、そこでの学びも得ています。帰国後の彼のキャリアは全国農業協同組合中央会での勤務から始まり、経理課長や教育部の次長などを歴任しました。

政治家としてのキャリア

政治の道を歩むことを決意した小枝は、1976年に衆議院議員総選挙に岡山1区から新自由クラブの公認を得て立候補しますが、初めての挑戦は落選に終わりました。さらに3年後の1979年の選挙でも無所属で立候補したものの、再び結果は芳しくありませんでした。しかし、同年に中央町の町長に就任し、政治家としての新たなスタートを切ります。中央町長として1期を務めた後、1984年に岡山県議会議員の補欠選挙に立候補し、見事に初当選を果たしました。

その後、小枝は2001年に県議会副議長に就任し、2005年には議長として議会を率いる立場に立ちます。彼は約30年間にわたり岡山県議会のメンバーとして地域の発展に貢献し、2007年には旭日小綬章を受章しました。

最晩年

小枝英勲は2014年8月12日に85歳で逝去しました。彼の死は、地域社会にとって大きな損失となり、多くの人々がその業績を語り継いでいます。また、彼の影響は、その父親である小枝一雄にも及び、政治家としての背景を持つ家系の一員でもありました。父の小枝一雄は衆議院、参議院で活動し、岡山県久米郡加美町の町長も務めた経歴を持っています。

小枝英勲の政治理念や活動は、岡山県内における地域振興や住民福祉の向上に寄与し、彼の遺志は今後も岡山の未来を形成する重要な一部として残るでしょう。

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