小柳泰貴

小柳 泰貴（こやなぎ たいき、1984年2月14日 - ）は、日本の元ラグビー選手です。

プロフィール

佐賀県に生まれ、ウィング（WTB）を主なポジションとして活躍しました。身長は177cm、体重85kgという体格を持ち、そのスピードと判断力を活かしたプレーが特徴でした。ニックネームは「タイキ」として多くのファンや関係者から親しまれました。選手としての実績として、日本A代表にも選出された経験があります。

経歴

小柳氏のラグビーキャリアは、地元の強豪校である佐賀県立佐賀工業高等学校で始まりました。高校卒業後の2002年、関東地方の大学ラグビー界で屈指の強豪として知られる関東学院大学に進学します。大学でもウィングとして頭角を現し、特に2005年にはその実力が評価され、東日本大学選抜のメンバーに選ばれました。関東学院大学時代の同級生には、後に日本代表として活躍した有賀剛氏や北川智規氏をはじめ、笹倉康義氏、田井中啓彰氏といった錚々たる顔ぶれが揃っており、ハイレベルな環境の中で共に成長しました。2006年に関東学院大学を卒業しました。

大学卒業後の2006年、小柳氏はジャパンラグビートップリーグに所属するコカ・コーラウエストレッドスパークス（現在のコカ・コーラレッドスパークス）に加入し、社会人ラグビー選手としてのキャリアをスタートさせます。加入初年度から早速チャンスを掴み、同年9月2日に行われたトップリーグの開幕節、対日本IBMビッグブルー戦において、ウィングとして先発メンバーに名を連ね、公式戦への初出場を果たしました。このデビュー戦を皮切りに、小柳氏はコカ・コーラレッドスパークスの主力選手の一人として、トップリーグの舞台で約12年間にわたりプレーを続けました。その間、持ち前のスピードとトライゲッターとしての才能を活かし、チームの勝利に貢献しました。長年の現役生活を経て、2018年に選手としてのキャリアに幕を下ろし、現役を引退しました。

佐賀工業高校、関東学院大学、そしてコカ・コーラレッドスパークスと、各カテゴリーで一貫してウィングとしてプレーし、日本A代表選出経験も持つ小柳泰貴氏は、そのキャリアを通じてラグビーファンに多くの印象的なプレーを披露しました。

関連情報

佐賀県出身の人物一覧
佐賀県立佐賀工業高等学校
関東学院大学ラグビー部
コカ・コーラレッドスパークス
有賀剛 - 関東学院大学時代の同級生
北川智規 - 関東学院大学時代の同級生
笹倉康義 - 関東学院大学時代の同級生
田井中啓彰 - 関東学院大学時代の同級生

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