小栗山 (弘前市)

小栗山（こぐりやま）について

小栗山は、青森県弘前市に属する大字で、郵便番号は036-8127です。この地域は、歴史的にも独自の歩みを持ち、生活に必要な様々な施設に恵まれています。

地理

小栗山は、その地理的な位置も特徴的です。地域の北部を弘南鉄道大鰐線が通過し、その沿線には小栗山駅と松木平駅があります。南側は南津軽郡大鰐町に接し、また、北側には清水森や広野、東には松木平、南には大鰐町居土、西には大和沢・狼森といった地域と隣接しています。こうした立地により、住民は交通の便が良い環境で生活しています。

小字

地域内には、稲苅沢、長田、川合、小松ケ沢、沢部、芹沢、福岡、山下、鷲ノ巣などの小字が存在します。これらの小字は、地元の歴史や風土を反映した名であり、小栗山の多様な側面を物語っています。

歴史

地名の由来

小栗山の地名には、いくつかの説が存在していますが、正確な由来は明らかではありません。歴史的な背景は地域の風景や文化に深く結びついていると考えられています。

沿革

小栗山の歴史を遡ると、1889年（明治22年）には千年村の一部として記録されています。また、1891年（明治24年）の当時には人口471人、戸数は68、厩が12あったことが明らかになっています。さらに、1955年（昭和30年）には弘前市の大字となり、1968年（昭和43年）には一部が松原西三丁目、広野一丁目、千年三丁目として分かれることになります.

交通

小栗山へのアクセスには、弘南バスが利用されています。千年公民館前や小栗山、弘前営業所を経由するバスが運行されており、本数も比較的多いのが特徴です。また、東部りんごセンター前では弘前バスターミナルと小栗山を結ぶ路線があり、住民は便利に利用できます。一方、弘南鉄道の大鰐線には、小栗山駅と松木平駅が存在し、鉄道も居住者にとって重要な交通手段となっています。

施設

小栗山には地域の生活を支える様々な施設が存在します。

• - 教育: 弘前市立千年小学校があり、地域の子どもたちが通う教育機関として重要な役割を果たしています。
• - 商業: ヤマザキデイリーストア弘前小栗山店などの商業施設があり、日常生活に必要な商品が手に入ります。
• - 農協: JAつがる弘前の弘前東支所や千年冷蔵庫が地域の農業を支援しています。
• - 公共施設: 小栗山公民館や市立千年公民館、弘前市千年児童センター、小栗山農村交流公園、千年学館、白馬龍神温泉などの公共施設も充実しており、地域住民のコミュニティ活動や文化交流に役立っています。

学区

小栗山の住民が市立小・中学校に通う際の学区は定められており、地域の子どもたちは決められた学校に通うことができるため、教育環境も整備されています。

このように、小栗山は便利な交通機関に恵まれているだけでなく、教育や商業施設も充実しており、地域住民にとって非常に快適な生活環境が整っています。

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