小泉怜史

小泉 怜史（こいずみ さとし）

人物概要とキャリア

2000年6月22日、神奈川県に生まれた小泉怜史は、ジャパンラグビーリーグワンに所属する三菱重工相模原ダイナボアーズの一員として活躍するプロラグビー選手です。彼は主にチームの最後尾を守るフルバック（FB）としてプレーします。

プロフィール

神奈川県出身。身長は178センチメートル、体重は87キログラム（いずれも2023年時点）。父親である剛氏も元ラグビー選手であり、幼い頃からラグビーに親しむ環境で育ちました。世代別日本代表としても経験を積み、特にU17日本代表ではキャプテンを務めるなど、そのリーダーシップと将来性が早くから注目されていました。

経歴

ラグビー選手としての基盤は、東京都にある早稲田実業学校高等部で築かれました。高校卒業後、2019年には早稲田大学へ進学し、国内有数の強豪として知られる早稲田大学ラグビー蹴球部でプレーしました。大学での活躍を経て、小泉はプロの世界への挑戦を決意します。大学在学中の2023年1月、リーグワンにおける早期加入制度であるアーリーエントリーを利用し、三菱重工相模原ダイナボアーズへの加入が発表されました。これは、大学でのプレーを続けながら、一足早くトップレベルの環境に身を置くことを可能にする制度です。その後、同年3月に早稲田大学を卒業しました。

リーグワンでの第一歩

プロ選手としての一歩を踏み出した小泉は、2023年4月14日に行われたJAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23シーズンの第15節、強豪である東芝ブレイブルーパス東京との対戦において、フルバックとして先発メンバーに名を連ね、記念すべきリーグワン公式戦初出場を果たしました。この試合でのデビューは、彼が大学時代から培ってきた能力がトップリーグでも通用することを示す重要な機会となりました。フルバックは、最後の砦として防御の統率を担うだけでなく、キック処理やカウンターアタックの起点としても重要な役割を果たすポジションであり、その位置で先発出場を飾ったことは、チームからの期待の大きさを物語っています。

今後の活躍

若くして世代別日本代表の主将を務め、大学ラグビーの強豪校を経てプロの世界へと飛び込んだ小泉怜史。ジャパンラグビーリーグワンという最高峰の舞台で、フルバックとしてどのようなプレーを見せてくれるのか、今後のさらなる成長と活躍に注目が集まります。

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