小牧市温水プール

小牧市温水プールの概要

小牧市温水プールは、愛知県小牧市大字野口に位置する市営の温水プールです。1991年10月10日に開業し、その利便性と多彩な設備から多くの利用者に愛されてきました。市街地から約10キロメートル北東にあり、桃花台ニュータウンや犬山市との境界にも近い立地です。国道19号線からもアクセスが良好で、訪れるのは比較的容易です。

施設の魅力と特徴

このプールの最大の魅力は、リーズナブルな入場料金と多様な遊具、設備が整っていることです。特に、2018年の夏休み期間中には、約9.9万人の入場者を記録するなど、東海地区における人気施設とされています。温水プールのため、年間を通じて営業しており、夏場は特に多くの人が訪れます。開館時間は繁忙期とそれ以外とで異なりますので、利用の際は確認が必要です。

さらには、隣接する小牧岩倉衛生組合環境センターからの排熱を利用してプールの水を温めるなど、環境に配慮した取り組みも行っています。

設備内容

プール内には多様な設備が完備されています。以下は主な施設のご紹介です：

• - 造波プール
• - 流水プール（内回りと外回り、外回りは夏季限定）
• - 競泳プール（水泳キャップ着用）
• - スライダー（小学校1年生から利用可能）
• - ちびっこプール
• - 冒険プール（夏季のみ）
• - バスケットゴール
• - 採暖室（サウナより低温）
• - 食事を楽しむためのレストラン
• - 駐車場（第1〜4と臨時駐車場）
• - 駐輪場

これらの施設は、子供から大人まで楽しめる内容が揃っています。

催事活動

小牧市温水プールでは、年ごとに異なる催事が開催されています。その中には「こどもの日の無料開放」、「スイカの種飛ばし大会」、「うなぎのつかみ取り大会」など、多彩なイベントが行われ、地域の人々に楽しまれています。

利用に関する注意点

このプールを利用する際にはいくつかのルールがあります。小学校3年生以下の子供は、水着を着用した大人の同行が必要です。また、オムツが取れていない幼児は入場できず、刺青を持つ方は見えないように配慮が求められます。
さらに、毎年5月5日の「こどもの日」には中学生以下の利用料金が無料になる特典もあります。

交通アクセスと周辺情報

交通手段としては、名鉄小牧線の味岡駅からこまき巡回バス（こまくる）を利用し、「温水プール前」停留所で下車すると約1分の距離です。また、中央自動車道の小牧東インターからは車で約7分でアクセス可能です。周辺には小牧岩倉衛生組合環境センターや自然が豊かな白山社などもあり、訪れた際には利用しやすい環境が整っています。

未来について

開業以来、多くの方々に愛されてきた小牧市温水プールですが、2023年12月28日には施設の修繕を行わず解体することが発表されています。今後、この地域にどのような形で新たな施設や環境が提供されるのか、地域にとって大きな関心事となるでしょう。

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