小牧成亘

小牧 成亘（こまき まさのぶ）

小牧成亘は、1992年4月28日生まれのプロサッカー選手で、熊本県菊池郡菊陽町にルーツを持っています。ポジションはミッドフィールダー（MF）およびディフェンダー（DF）で、流れの中でのスピードを活かしたプレースタイルが特徴です。現在は、東海社会人サッカーリーグ1部のwyvernに所属しています。

経歴

小牧選手のサッカーキャリアは、ルーテル学院高等学校での活躍から始まりました。高校時代には全国高校サッカー選手権に出場し、FWの山本大貴選手と共にチームをベスト8に導く重要な役割を果たしました。卒業後は駒澤大学に進学し、更なる成長を目指しました。

プロ入りとロアッソ熊本

2015年1月、彼はロアッソ熊本への加入が発表されましたが、そのシーズンは公式戦出場の機会が得られませんでした。同年、熊本県の代表選手として国体にも選出され、貴重な経験をしました。2016年には天皇杯で公式戦初出場を果たしましたが、リーグ戦ではベンチ入りすらできない状況が続きました。

彼は2016年12月にJ3のアスルクラロ沼津へ期限付き移籍します。この移籍先での2017年シーズンでは、14試合に出場し、一定の成果を上げましたが、シーズン終了後に契約満了となります。

藤枝MYFCそして以降の移籍

2018年1月には藤枝MYFCに完全移籍しますが、シーズン終了後に再度契約満了を迎えました。2019年にはヴァンラーレ八戸に移籍し、2020年にはガイナーレ鳥取へと所属クラブを変えました。

2021年8月には八戸に1年半ぶりに復帰しますが、2022年6月には右踵部脂肪体損傷を負い、全治4週間の診断を受けます。2023年12月には八戸との契約が終了し、2024年からは新たにwyvernでのプレーが始まります。

所属クラブ

1. 熊本AQUA
2. ルーテル学院中学校
3. ルーテル学院高等学校
4. 駒澤大学
5. 2015年 - 2017年: ロアッソ熊本
6. 2017年: アスルクラロ沼津（期限付き移籍）
7. 2018年: 藤枝MYFC
8. 2019年: ヴァンラーレ八戸
9. 2020年 - 2021年8月: ガイナーレ鳥取
10. 2021年8月 - 2023年: ヴァンラーレ八戸
11. 2024年 - : wyvern

個人成績

小牧選手の成績は、公式戦初出場が2016年8月28日の天皇杯でのFC.TOSU戦、Jリーグ初出場は2017年3月18日の福島ユナイテッドFC戦、そしてJリーグ初得点は同年3月25日の藤枝MYFC戦で記録しました。これらの経験は彼のプロ選手としてのキャリア形成において非常に重要な出来事でした。

代表歴

彼はまた、2010年の全国高校総体で優秀選手に選ばれ、2015年の国体では熊本成年男子の代表メンバーとして出場しています。これらの大会での経験は、選手としての資質をさらに高める助けとなりました。

小牧成亘は、これまでのキャリアを通じて多くの挑戦と成長を経験してきました。今後の活躍にも期待が寄せられています。

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