小田原本線料金所

小田原本線料金所について

小田原本線料金所（おだわらほんせんりょうきんじょ）は、神奈川県小田原市にある小田原厚木道路の主要な料金所です。この料金所は、小田原厚木道路の小田原区間に位置し、さまざまな車両が通過する重要な交通拠点となっています。

路線情報

小田原本線料金所は、E85小田原厚木道路の一部を形成しています。料金所には、計11のブースが設置されており、そのうち2つのレーンは上下線共用となっています。具体的には、上り線（東京方面行き）には6つのブースがあり、その内訳はETC専用が時間帯によっては一般レーンも使用可能な3つと、一般レーンが3つの構成です。また、下り線（箱根方面行き）では、5つのブースがあり、うち2つがETC専用、そして3つが一般通行車両向けとなっています。

沿革

小田原本線料金所は、1969年に小田原厚木道路が全線開通した際に運用を開始しました。これにより、多くのドライバーがこの料金所を通過するようになりました。その後、1992年から1995年にかけて、大規模な改築工事が行われ、レーン数が6から11に増設され、より多くの車両が効率的に通過できるようになりました。

各種試験運用

特に注目すべき点は、1997年4月にここで業務用車両向けに全国初のETC試験運用がスタートしたことです。この試験運用により、料金所における効率的な料金収受が実現し、ETCの普及に大きく寄与しました。

隣接インターチェンジ

小田原本線料金所の近くには、小田原東インターチェンジ（IC）や二宮インターチェンジ（IC）、また小田原サービスエリア（下り線のみ）など、関連する重要な交通施設があります。これらのインターチェンジは、地域の交通利便性を向上させ、訪れる人々にとって重要なアクセス路となっています。

おわりに

小田原本線料金所は、現在も多くのドライバーに利用されており、日々の交通を支える重要な役割を果たしています。この料金所は、神奈川県のインフラの一部として、地域の発展に寄与し続けています。また、ETCの普及を通じて、さらに便利な交通環境作りに貢献していると言えるでしょう。

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