小郷裕哉

小郷 裕哉（おごう ゆうや）

基本情報

• - 生年月日: 1996年8月3日
• - 出身地: 岡山県倉敷市
• - ポジション: 外野手
• - 投打: 右投左打
• - 所属チーム: 東北楽天ゴールデンイーグルス
• - 背番号: 51

経歴

プロ入り前

小郷は倉敷市立庄小学校にて野球を始めました。中学校時代にはファイターズ岡山に所属し、高校では関西高校に進学。1年夏から正規メンバーとして活躍し、1年秋にはセカンドのポジションで貢献。秋季中国大会での優勝や、選抜高等学校野球大会の出場も経験しました。3年次には4番打者としてチームを牽引し、岡山大会決勝で岡山理大附高校を撃破し、甲子園への切符を手にしました。甲子園では2試合に出場しましたが、打率は.125。高校通算では28本塁打を放ち、プロ志望届を提出しましたが、指名漏れとなってしまいました。

その後、立正大学に進学します。大学では3年生の春に1番右翼手としてレギュラーに定着し、リーグ優勝に大きく貢献しました。また、自身初の1部リーグでの経験もあり、打率.347でベストナインに輝くなど、順調に成績を伸ばしました。4年生の秋には再びベストナインに選ばれ、全国大会でも活躍しました。

プロ入り

2018年10月、ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスから7位指名を受け、契約金2700万円で入団が決まりました。最初のシーズンとなる2019年には、5月に初めて一軍に登録され、代走として出場。6月には初安打を記録し、9月には初本塁打を記録しました。この年は22試合の出場で、打率.172、1本塁打の成績でした。

2020年シーズンは、開幕一軍入りを果たし、後半に打撃の調子を上げ58試合に出場。打率.295、4本塁打の好成績を残しました。2021年には再び開幕一軍入りし、スタメンとしても出場しましたが、成績が伸び悩みました。2022年も同様に試行錯誤しながらのシーズンを送りました。

2023年とその実績

2023年にはようやくシーズンのスタートから活躍し、「3番・右翼手」としてチームに貢献しました。規定打席には届かなかったものの、120試合に出場して打率.262、10本塁打、49打点と好成績を残し、自身初の一軍完走を果たしました。特に、10本塁打と13盗塁の記録は、同シーズンにおいて非常に稀な成果です。

2024年には交流戦での活躍が期待され、チームの初優勝に貢献しました。

選手としての特徴

小郷は、50メートル5.8秒という俊足を持ち、パンチ力も併せ持つ選手です。走攻守に優れた能力を見せており、外野手としてのプレーに期待がかかります。

プライベート

愛称は「おごちゃん」で、2歳年下の弟も同様の進路を辿っています。プロ入り後、2021年には一般女性と結婚したことが発表されました。また、応援歌のリクエストも行い、試合で聴くことで自らのモチベーションを高めています。

まとめ

小郷裕哉選手は、今後の活躍が楽しみな若手選手の一人です。楽天でのキャリアを全うする中で、より一層の成長が期待されています。

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