小金井市立緑小学校

小金井市立緑小学校

小金井市立緑小学校は、東京都小金井市緑町四丁目に位置する公立小学校です。1969年、市内8番目の小学校として開校しました。

概要

緑小学校は、小金井市立小金井第二小学校と小金井市立小金井第三小学校の校区の一部を再編し、設立されました。開校当時は、高度経済成長に伴うドーナツ化現象により、都心から郊外へと人口が移動していた時期でした。既存の小学校だけでは児童を収容しきれず、緑小学校の設立に至りました。しかし、開校当初は児童数の増加に校舎建設が追いつかず、プレハブ校舎での授業を余儀なくされました。また、校庭の整備も十分ではなく、雨が降ると水たまりが頻繁に発生していました。

1995年には、卒業制作としてビオトープが作られました。このビオトープは、オタマジャクシ、カナヘビ、アメンボなどの水生昆虫が生息しており、時には鳥も訪れるなど、自然豊かな環境が保たれています。

教育目標

緑小学校では、以下の4つを教育目標として掲げています。

1. 「たくましい　子ども」
2. 「すすんでする　子ども」
3. 「たすけあう　子ども」
4. 「かんがえる　子ども」

沿革

1969年4月1日 - 開校。校舎第1期・第2期工事が完了し、普通教室17、特別教室3が設置。給食を開始。その後、校舎第3期工事が完了し、体育館、普通教室3、特別教室3が追加。
1971年3月6日 - 校歌を制定。
1973年 - 校舎第4期工事が完了し、普通教室6、特別教室2が追加。
1974年 - 自転車安全運転コンテストで東京都第2位を受賞。
1977年 - 校庭に散水施設を新設。
1979年 - 校舎第5期工事が完了し、新校舎が完成。
1985年 - インフルエンザの流行により、31学級が学級閉鎖。
1995年 - 卒業制作としてビオトープが完成。
2004年 - 英国教師視察団が来校。
2017年4月13日 - 平成29年度オリンピック・パラリンピック教育アワード校に認定。
2018年4月12日 - 平成30年度オリンピック・パラリンピック教育アワード校に認定。
2019年4月12日 - 平成31年度オリンピック・パラリンピック教育アワード校に認定。
2020年4月1日 - コミュニティ・スクールに指定。また、令和2年度オリンピック・パラリンピック教育アワード校に認定。

校歌・校章・音頭

校歌: 1971年3月6日に初代緑小学校長が作詞、田中準が作曲し制定されました。
校章: 「緑小」の文字をひまわりの花弁で囲んだデザインで、1969年10月9日に開校時の教諭によって製作されました。
音頭: 1978年の開校10周年記念式典の際に「緑小音頭」が完成しました。

学校行事

緑小学校では、様々な学校行事が実施されています。

通学区域

緑小学校の通学区域は以下の通りです。

関野町1 - 2丁目
緑町2丁目3～5・11～14・16・17番
緑町3 - 4丁目
本町3丁目
桜町1丁目

校区内の主な施設

小金井市立緑中学校（進学先中学校）
東京都立小金井北高等学校

参考文献

みどり 創立40周年記念誌

外部リンク

小金井市立緑小学校

関連項目

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