尾張旭市立旭中学校

尾張旭市立旭中学校

尾張旭市立旭中学校（おわりあさひしりつあさひちゅうがっこう）は、愛知県尾張旭市に位置する公立の中学校です。この学校は、市の中心部からもアクセスが良好で、約900名の生徒が通っています。

学校の基本情報

旭中学校の校長は浅野謙一氏で、職員数は69名。学級数は27で、その中には特殊支援学級が3クラス含まれています。また、国道363号（瀬港線）以南に住む生徒は，自転車通学が可能とされており、運動場には夜間照明灯も設置されています。

学校は、1962年に制定された校歌を持ち、作詞は松田好夫、作曲は信時潔によってなされています。また、校訓には「健康・誠実・英知」という三つの理念が掲げられており、知識、道徳、身体の調和を重視した教育を行っています。

校則と学級制

旭中学校は、生徒の自主性を尊重するため、他の学校に比べて校則が少なく設定されていました。しかし、2010年度からは生徒会や職員会を通じて新たな校則が制定されました。学級は年によって異なりますが、平均して8クラスが編成されます。特別支援学級を設置し、1年生は35人、2・3年生は40人の学級が基本となり、クラスはアルファベットで表示されます。

学年・クラス色

各学年にはそれぞれ色があり、生徒たちはその名札やスリッパを3年間通して使用します。色は茶、緑、青の3色があり、毎年新1年生が入る際には、3年生の色が引き継がれます。2021年度では、1年生が青、2年生が茶、3年生が緑という配色でした。また、クラスに応じて、体育大会などでは異なる色のハチマキと旗が用いられます。

沿革

旭中学校の歴史は1947年に始まり、旭町立旭中学校が開校されました。数回の統合や新設を経て、1970年に尾張旭市立旭中学校として正式に名称が決まりました。以降も施設の充実や教育環境の向上に努め、最近では2009年に太陽光発電システムが導入されています。

学校行事と部活動

文化祭や体育祭などの学校行事は、生徒会の主導で行われることが多いですが、最近では教員主催に戻された経緯もあります。また、部活動は運動部と文化部があり、多種多様な選択肢が生徒に提供されています。運動部には男子・女子のバスケットボール部やバレーボール部、野球部、サッカー部などがあり、文化部には吹奏楽部や美術部、囲碁部などがあります。

生徒会活動

生徒会も活発で、執行部は会長と役員によって構成されています。生徒たちは自主的に活動し、学校環境の改善に努めるクリーンキャンペーンなどの取り組みを行っており、学校周辺の清掃活動も実施しています。

卒業生の進路と著名な卒業生

卒業生の進学先は、公立高校が約60%、私立高校が約30%とされています。著名な卒業生にはお笑い芸人の青木さやかさんやプロサッカー選手の田村翔太さん、SKE48の青海ひな乃さんなどがいます。

交通アクセスと周辺施設

尾張旭市立旭中学校は名鉄瀬戸線の尾張旭駅から徒歩約2分の立地にあり、周囲には市役所や図書館、文化会館などの施設も揃っています。地域に根付いた教育機関として、生徒たちは充実した学校生活を送っています。

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