尾田剛樹

尾田剛樹について

尾田剛樹（おだ ごうき）は、2000年8月3日兵庫県明石市で生まれたプロ野球選手で、外野手として現在中日ドラゴンズに所属しています。彼は左投げ左打ちの選手であり、その俊足と守備力が特徴です。

経歴

プロ入り前

尾田は小学校1年生からソフトボールを始め、その後、明石市立谷八木小学校時代に明石ウエストクラブでのプレーを経て、日本代表としてオーストラリアに遠征した経験があります。中学校では硬式野球チームの神戸須磨クラブに参加し、ここで基礎を固めました。高校は高野山高等学校に進学し、卒業後は大阪観光大学に進みます。大学では1年時の春と4年時の秋にベストナインに選ばれるなど、輝かしいキャリアを築きました。

2022年9月にはプロ志望届を提出し、ドラフトでの指名を目指しましたが、残念ながら指名漏れとなります。その後、BCリーグのトライアウトを受け、栃木ゴールデンブレーブスに特別合格選手として入団しました。

BCL・栃木時代

2023年のシーズンでは、栃木での公式戦全65試合に出場し、打率.292、32盗塁という素晴らしい成績を残しました。この活躍によりベストナインを獲得し、南地区の盗塁王にも輝いた彼は、同年のドラフト会議で中日ドラゴンズから育成3位指名を受け、契約に至ります。

契約時に支度金300万円、年俸300万円が提示され、背番号は217に決まりました。

中日時代

2024年の春季キャンプでは二軍からのスタートでしたが、オープン戦には主に代走として出場しました。打率は.158ながら、2盗塁を記録し、力を示しました。開幕前の3月25日には支配下選手契約が発表され、背番号が00に変更されました。開幕戦では一軍入りを果たし、代走要員として活躍します。

4月2日の読売ジャイアンツ戦においては、初盗塁を記録し、これが大きな原動力となります。シーズン中は代走や守備固めとして43試合に出場しましたが、7月17日に登録を抹消、その後8月13日に再登録されました。

選手としてのスタイル

尾田選手は50m走5.9秒の俊足を持っており、そのスピードを活かしたプレーが魅力です。また、守備範囲も広く、外野での守備においても高いレベルを維持しています。彼の父は兵庫県の独立リーグチームの運営に関わっていたため、野球の環境に恵まれて育ちました。その影響でイチロー選手の自主トレーニングに参加する機会もありました。これらの環境が彼の成長に大きな影響を与えたことでしょう。

詳細情報

初記録

• - 初出場：2024年3月30日、対東京ヤクルトスワローズ（明治神宮野球場）
• - 初打席：同試合。10回表に二ゴロ
• - 初盗塁：2024年4月2日、対読売ジャイアンツ戦
• - 初先発出場：2024年5月6日、同じく読売ジャイアンツ戦での中堅手

独立リーグでの成績

• - 盗塁王（南地区）：1回（2023年）
• - ベストナイン：1回（外野手部門：2023年）

まとめ

尾田剛樹選手は、まだ若い選手ですが、その能力はすでに証明されています。今後の中日ドラゴンズでの活躍が期待されます。

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