尾美としのり

尾美としのりのプロフィール

基本情報

• - 名前 : 尾美 としのり (おみ としのり)
• - 本名 : 尾美 利徳
• - 生年月日 : 1965年12月7日
• - 出身地 : 東京都目黒区
• - 血液型 : B型
• - 所属事務所 : ホリプロ・ブッキング・エージェンシー

幼少期と子役時代

尾美としのりは、幼少期に「劇団ひまわり」に入団し、演技の道に進みました。幼稚園時代、毎日同じ時間に通うことを嫌がり、仮病を使って休むことが多かった彼は、同級生がCM撮影に参加している姿を見て、演技への憧れを抱きました。最初の仕事は不明ですが、彼は7歳の時に『走れ!ケー100』にゲスト出演し、その後、映画『チョットだけョ 全員集合!!』でデビューしました。1978年には市川崑監督の『火の鳥』で「尾美トシノリ」として正式に子役デビューを果たし、歴史的なドラマ『草燃える』にも出演しました。

青年期からのキャリア

1982年、17歳で大林宣彦監督の映画『転校生』で主演を務めたことにより、注目を集め、その後彼は大林監督の作品に17本以上出演しました。1989年からは『鬼平犯科帳』にレギュラー出演し、特に宮藤官九郎の脚本作品には頻繁にキャスティングされています。舞台にも出演しており、2005年の宮藤官九郎作『七人の恋人』では様々なキャラクターを演じました。

CMとバラエティ

尾美はCMにも多く出演しており、「クロレッツ」のCMでは岡本麗とのキスシーンで話題になりました。父親役としても親しまれ、多くの会社のCMでナレーションや演技を行っています。彼は近年あまりバラエティには出演していませんが、『ねるとん紅鯨団』や『料理バンザイ!』などに登場し、また『虎の門』では第19代目ゲストMCを務めました。

人間関係と作品の深さ

大林宣彦監督とは特別な関係を築いており、彼の作品には欠かせない存在とされています。年齢が近い香川照之とも仲が良く、それぞれの役柄に対するアプローチも興味深いものです。また、宮藤官九郎とも強い絆を持ち、悪役や難しいキャラクターも演じこなしています。

主な出演作

映画

• - 『火の鳥』 (1978年) - ナギ役
• - 『転校生』 (1982年) - 主演・斉藤一夫役
• - 『ハチ公物語』 (1987年) - 尾形才吉役
• - 『あした』 (1995年) - 恵の先生役
• - 『海辺の映画館―キネマの玉手箱』 (2020年) - 近藤勇役

テレビドラマ

• - 『走れ!ケー100』(1973年)
• - 『鬼平犯科帳』(1989年〜)
• - 『あまちゃん』(2013年) - 黒川正宗役
• - 『つまらない住宅地のすべての家』(2022年) - 松山基夫役

趣味と私生活

尾美は料理やプロレス観戦を趣味としており、若い頃にはプロレスラーに憧れてトレーニングを行っていましたが、身長の関係で断念したことを語っています。彼は多才な俳優であり、さまざまなジャンルに挑戦し続けています。

近年の活動

2020年には新しい事務所に所属し、今後の活動が期待されている彼は、現代の作品にも続々と参加し、これからも多くのファンに愛され続けることでしょう。

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