尾花沢バイパス

尾花沢バイパス

尾花沢バイパスは山形県尾花沢市を通る国道バイパスで、国道13号と国道347号に分かれています。元々は国道13号のバイパスを指していましたが、近年開通した国道347号のバイパスにも「尾花沢バイパス」という名称が使用されています。地元住民は国道13号バイパスのことを尾花沢バイパスと呼び、国道347号の方は沿道の通り名である母袋街道や山形蕎麦街道と呼称しています。

国道13号尾花沢バイパス

国道13号尾花沢バイパスは村山市土生田から尾花沢市名木沢を結ぶもので、その一部がバイパスとして整備されています。この区間は、土生田から尾花沢大石田街道の交差点までの間が4車線で、その後は2車線に減少します。最初は全線4車線化される計画でしたが、現在は野黒沢交差点までの用地買収が完了し、橋台の基礎工事も進行していますが、工事は現在凍結状態です。一方で、尾花沢バイパスに並行して尾花沢新庄道路の建設が進行しており、今後の拡幅の可能性は非常に低いとされています。

地理的な特徴

このバイパス沿いには尾花沢市役所や道の駅尾花沢、さらには東北地方整備局の各所が位置しています。また、交差する道路としては、山形県道120号東根尾花沢線や山形県道28号尾花沢最上線、国道347号、むらゆきの森道路、そして山形県道305号大石田名木沢線などがあります。これらの道路は地域の交通の要所として機能しています。

交通量

尾花沢バイパスの交通量に関しては、平成17年度の道路交通センサスによると、平日24時間の交通量は場所によって異なりますが、尾花沢市大字横内では25,684台、尾花沢市大字芦沢字清水頭では20,547台とされています。これは尾花沢市の主な交通の流れを示しており、特に繁忙時間帯には渋滞緩和が求まれています。

国道347号尾花沢バイパス

国道347号尾花沢バイパスは、尾花沢市の尾花沢交差点から二藤袋をつなぐ全長2.9kmのバイパスとして位置付けられています。都市部の交通渋滞を軽減する目的で整備され、2006年12月には尾花沢交差点から尾花沢地域（尾花沢消防署まで）が開通し、その後2008年12月には残りの区間も開通し全線が使用可能となりました。

このように尾花沢バイパスは地域交通の改善に寄与しており、今後も整備が続けられることが期待されています。

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