居谷匠真

居谷匠真選手のプロフィール

居谷 匠真（いたに しょうま）は、2002年12月30日生まれで、和歌山県岩出市出身のプロ野球選手です。ポジションは捕手及び外野手で、右投右打のスタイルでプレーしています。現在は「くふうハヤテベンチャーズ静岡」に所属しています。

経歴

プロ入り前

居谷選手は、岩出市立山崎北小学校にて「山北フェニックス」で軟式野球を始め、その後、岩出市立岩出中学校では「岩出ボーイズ」チームに所属し、若い頃から野球に情熱を注いできました。高校は大分県別府市の明豊高等学校に進学し、そこで自身の技術を更に磨いていきました。

高校2年生の春には、第91回選抜高等学校野球大会で準決勝に進出したものの、出場機会はありませんでした。しかし、秋からはチームの正捕手として活動を開始し、秋季九州大会では沖縄尚学高等学校相手に逆転の三塁打を放ち、素晴らしいパフォーマンスを見せました。さらに、夏の選手権大分大会での決勝戦でも活躍し、明治神宮野球大会では準々決勝に進出したものの、3年生時にコロナ禍により選抜大会が中止となってしまいました。その代替措置として行われた2020年の高校野球交流試合には出場し、岐阜商業高等学校に勝利することができました。

その後2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト6位指名を受け、11月12日に契約合意。入団発表会見は12月10日に行われ、背番号129が付けられました。

ソフトバンク時代

プロ入り初年度の2021年は主に三軍で活動し、三軍戦では40試合に出場しましたが、打率は0.191、0本塁打、7打点という結果でした。翌2022年には2軍での出場は1試合のみで、2023年は二軍でも出場機会が訪れませんでした。シーズン終了後、戦力外通告を受けたことを受け、その後の進路が注目されました。

くふうハヤテ時代

戦力外通知を受けた後は、格闘家に転身を考えていたものの、母親の勧めもあって野球を続ける道を選びました。2024年からのウエスタン・リーグ参加が内定していた「くふうハヤテベンチャーズ静岡」のトライアウトを受験し、12月7日に入団が発表されました。新しい背番号は51となりました。ウエスタンリーグの開幕戦では1番ライトとして先発出場し、チームの初打者としての役割を果たしましたが、結果は三振に終わったものの、これからのプレーに期待が寄せられています。

選手としての特徴

居谷選手は、ソフトバンクのスカウトから高い評価を受けており、その理由はスイングスピードの速さと長打力、さらにはミート力の高さです。強肩も彼の特長の一つであり、スカウトは制球も良いと評しましたが、プロ入り以降はブロッキングやスローイングの課題に直面しています。これらを克服し、今後の成長に期待が寄せられています。

詳細情報

• - 年度別打撃成績: 一軍公式戦出場なし
• - 背番号: 129（2021年 - 2023年）、51（2024年 - 現在）
• - 登場曲:

- 「The KING」ANARCHY（2021年 - 現在）
- 「My Time ft. Jeremih」Fabolous（2021年 - 現在）

居谷匠真選手の今後の活躍に、ぜひ注目していきたいですね。

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