屋良朝幸

屋良朝幸 (やらともゆき)

屋良朝幸は、1983年2月1日生まれの日本の俳優、タレント、ダンサー、振付師であり、愛称は「屋良っち」です。千葉県出身で、かつてはジャニーズ事務所、現在はSMILE-UP.に所属しています。

来歴

屋良は、姉の影響でジャニーズに興味を持ちました。彼女が企画した振り付けでSMAPの「がんばりましょう」を踊り、オーディションを受けましたが、緊張のあまりうまくいかずに落選。しかし、ジャニー喜多川社長に「踊りが良かった」と評価され、再びオーディションに招待されることになります。その後、コンサートのリハーサルへの参加を経て、1995年に12歳でジャニーズ事務所に入所しました。同期には、滝沢秀明や今井翼がいます。

舞台での活動が中心となり、2003年には舞台『青木さん家の奥さん』で初めて主演を務めます。しかし、当初は個人としての活躍が難しく、18歳でジャニーズSr.に振り分けられると、焦りを感じます。その中で彼は、ダンスへの強い情熱を抱き続け、20歳からはダンスの勉強を重ねました。2006年には堂本光一から依頼され、ソロ曲「SNAKE」の振り付けを行い、その後、嵐やタッキー&翼、関ジャニ∞などの振り付けも手がけるように。

2007年には、滝沢秀明のプロデュースユニット「舞闘冠」に参加し、ダンスのスキルを磨いていきます。2010年にはロサンゼルスに約2か月間ダンス留学し、その経験を通じてさらなる成長を遂げました。2012年の舞台『道化の瞳』では、初の単独主演を果たし、同年『Endless SHOCK』では振付助手としても活動の幅を広げました。

2015年には、傘下の事務所であるジャニーズJr.を卒業し、2023年には正式にSMILE-UP.を退所することを発表。2023年11月には、彼が総合プロデュースした『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』がCD化され、その後様々な舞台で活躍を続けていくことが期待されています。

人物

屋良は、家族の伝統に従い、父母の名前を基にして「朝幸」という名前がつけられました。趣味としてはスキューバダイビングを挙げており、沖縄出身の父から影響を受けてエイサーも経験しています。ジャニーズのプロジェクトに参加する一方で、自身のSNSでは「ニライカナイの風」というコーナーも持つなど、ファンとのコミュニケーションを大切にしています。

出演

屋良の舞台でのキャリアは非常に多岐に渡ります。2000年から始まった『PLAYZONE』シリーズへの出演をはじめ、数々のミュージカルや演劇に出演しており、『Endless SHOCK』では重要な役を長年にわたって演じ続けてきました。また、多くの振り付けを手がけ、様々なアーティストのパフォーマンスにおいても重要な役割を果たしています。

その活躍は舞台だけに留まらず、映画、テレビドラマ、バラエティ番組などにも出演しており、ジャンルを超えて幅広い芸能活動を展開しています。また、2024年には新しいプロジェクト「wakA-Zcre」を町田慎吾とともに発足し、さらなる進化を遂げ続ける彼に注目です。

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