山上信吾 (野球)

山上 信吾 (やまかみ しんご)

概要

山上信吾は1999年9月21日に群馬県太田市で生まれたプロ野球選手で、現在は内野手及び投手として活動しています。彼は右投右打の選手で、NPB（日本プロ野球）では育成選手としての経歴があります。競技に対する情熱と努力から多くの注目を集める存在です。

経歴

プロ入り前

彼の野球キャリアは小学校時代に始まりました。太田市立綿打小学校では第88回全国高等学校野球選手権大会の決勝を見て感動し、同じ太田市出身の斎藤佑樹に憧れて野球を始めました。中学校では投手兼外野手として活躍し、3年生のときには太田市選抜で全国3位に輝き、成績を残しました。

常磐高校では1年秋からショートとしてベンチ入りし、2年生春には本格的に投手へ転向。その後、エースとして群馬県大会でベスト8に進出し、渋川高校戦では1試合17奪三振を記録し注目を集めました。しかし、3年春には右上腕部を痛め、思うように成績を残せず、3年夏も前橋育英高校に敗れました。

プロ入り

2017年10月26日、プロ野球ドラフトで読売ジャイアンツから育成選手ドラフト2位で指名を受け、契約を結びました。背番号は017で、支度金200万円、年俸250万円でした。

巨人時代

プロ入り1年目の2018年には、8月に右肘を痛め、その後7ヶ月間はリハビリに専念しました。2019年にはイースタン・リーグに初登板しましたが、成績は振るわず、1試合で2失点を喫しました。結局、シーズンはこの1試合で終わりました。

2020年には三軍戦6試合に登板するも、防御率は10.50と苦しみ、7月には投手から内野手に登録変更されました。新しいポジションでの挑戦が始まりましたが、打率は.100にとどまる厳しい結果となり、イースタン・リーグの公式戦にも出場できませんでした。そのため、11月に戦力外通告を受けました。翌月、合同トライアウトに参加し、再び投手として挑戦することになりました。

巨人退団後

2021年にはクラブチームのヌーベルベースボールクラブに所属した後、神奈川フューチャードリームスに入団しました。正式な選手契約を結び、ポジションは投手となりました。2022年には群馬ダイヤモンドペガサスに移籍し、今年も群馬に残って活動していましたが、シーズン終了後には自由契約となりました。2023年12月20日には信濃グランセローズへの入団が決まり、新たなステージでの挑戦が期待されています。

人物・プレースタイル

山上は「山上といえばストレート」と言われる投手を目指しており、高校時代の最高球速は146 km/hでした。その後、怪我から復帰した2019年4月には152 km/hをマークし、球速面での成長が感じられます。変化球としてはスライダーとフォークを持ち味とし、主に短いイニングで力を発揮するタイプだと自認しています。

詳細情報

• - 年度別投手成績: 一軍公式戦出場はありませんが、独立リーグでの成績があります。
• - 背番号: 017（2018年 - 2020年）、19（2021年、2023年 - ）、15（2022年）
• - 登場曲: 日向坂46の「キュン」（2020年）

彼の今後の活躍が期待されます。

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