山下 若菜(やました わかな)
基本情報
来歴と活動
山下若菜は三姉妹の次女として生まれました。血液型はB型で、高校生の頃から地元福岡で劇団に参加し、演技を学びました。商業高校を卒業後には就職を予定していましたが、劇団の活動が入社前の研修と重なり、演劇の道を選ぶことになります。上京後、オーディションを通じて舞台女優デビューを果たし、劇団を自主的に立ち上げ、脚本を書くことで活動を続けました。
彼女は舞台だけでなく、グラビア
アイドルやMCとしても活躍し、
2008年末からはテレビに進出しました。2011年から2019年まで、サンスポ
アイドルリポーター(SIR)で初代統括リーダーを務めましたが、2019年には同団体を卒業しました。その後、WORLD of the CHARACTERSを立ち上げ、自らも役者として参加しています。2021年には
カクヨムweb小説短編賞で受賞の快挙を成し遂げました。
キャラクターと独自のスタイル
山下若菜は「イラドル」として広く知られ、自身のキャラクターが人をイラッとさせることから名付けられました。彼女はかつては
萌えアイドルを目指していましたが、逆に客にイライラを与える結果となったことでこの名称を使うようになりました。ライブでは、時に観客からの野次や罵声を愛情表現と受け取り、自らのスタイルとして定着させています。
特異な趣味
また、昆虫が好きなことから「ムシドル」とも呼ばれています。特に
オオクワガタの飼育を通じて、専門誌の表紙を飾るなどの活動も行いました。顕著な例として、水着で昆虫を食べる企画に挑戦し、話題を呼びました。
多才な脚本家活動
舞台やイベントの脚本も執筆しており、SIR活動時には自身の
誕生日ライブで「劇団SIR」を主宰し、メンバーを交えての公演を行っていました。また、作詞も手掛け、彼女のブログにはオリジナルソングの歌詞が掲載されています。
漫画家およびお笑い活動
漫画やイラストも得意で、自作の漫画が掲載されたこともあります。さらに、お笑い芸人としても経験があり、コンビ「ざ☆どり~むさいだ~」を組んで活動した実績も持ち、
キングオブコントや
M-1グランプリにも出場しています。
ゲーマーとしての一面
山下はカードゲームにも精通し、自身の参加したトーナメントなどで優勝した経験もあり、さらには競艇や麻雀など多岐にわたる趣味を持っています。彼女は、自宅でこもりながらアニメや漫画に没頭する一方で、パチンコやパチスロでもその知識を活かし、リポート活動に至っています。
アイデンティティと影響
彼女のキャッチコピーが「明るいひきこもり☆イラドル」であるように、楽しさと個性を融合させた活動が賛同を生んでいます。山下若菜の存在は、多様な表現方法を通じて、特に若者たちに大きな影響を与えていると言えるでしょう。