山下雄樹

山下 雄樹

山下雄樹（やました ゆうき）は、1963年8月19日生まれの東京都出身で、バスケットボール選手としてのキャリアを持つ一方、現在は指導者としても活躍している人物です。彼は現在、三菱電機コアラーズのゼネラルマネージャーおよび名古屋ダイヤモンドドルフィンズの常務取締役を務めています。

来歴

山下は立川五中でバスケットボールを始めた後、関東高校から日本体育大学へ進み、大学時代には優れた成績を収めました。その後、1986年に三菱電機に入社し、同社のバスケットボール部に所属することとなります。入社初年度の1987年には、ユニバーシアード日本代表に選ばれ、同シーズン中には日本リーグでの新人王にも輝きました。

彼のキャリアはその後も順調に進み、数々の個人タイトルを手に入れました。特に、日本リーグのオールジャパン連覇に貢献したことは特筆すべき功績です。その実力は高く評価されており、1989-90シーズンには日本リーグベスト5、1990-91シーズンには3ポイント賞も受賞しています。

引退後の活動

選手としてのキャリアを終えた後、山下はしばらく社業に専念しましたが、2008年に三菱電機女子バスケットボール部のヘッドコーチに就任しました。彼の指導のもと、女子部はWリーグへの復帰を果たすことができました。特に山下の戦略的思考や選手へのサポート方法は高く評価され、多くの選手たちから信頼を得ています。

2016年にはゼネラルマネージャーに昇進し、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの常務取締役も兼任することとなりました。彼のリーダーシップの下、名古屋ダイヤモンドドルフィンズはさらなる成長を遂げ、多くのファンから支持を受けています。

2020年3月、彼は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ実行委員に就任し、クラブの運営に更加わりました。バスケットボール業界における彼の貢献は計り知れず、選手たちへの指導のみならず、チーム全体の戦略や方針にも影響を与えています。

経歴の要約

• - 高校・大学: 関東高、 日本体育大学を卒業。
• - 職歴: 三菱電機バスケットボール部に所属。

1987年 ユニバーシアード日本代表選出。
バスケ引退後は女子部ヘッドコーチ、ゼネラルマネージャーに。

受賞歴

• - 1987-88年 日本リーグ新人王
• - 1989-90年 日本リーグベスト5
• - 1990-91年 日本リーグ3ポイント賞

山下雄樹氏は、選手時代の輝かしい業績と引退後の指導者としての成功によって、日本のバスケットボール界に深い足跡を残している、まさにレジェンドとも言える存在です。

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