山内則康

山内 則康について

山内則康（やまうち のりやす）は、1959年9月13日生まれの日本のアニメーター、キャラクターデザイナー、メカニックデザイナーです。彼は現在、スタジオ・ライブに所属しており、特に女性キャラクターの脚線美を強調したデザインで知られています。アニメ界では、そのスタイルや技術に対する評価も高く、小黒祐一郎や沖浦啓之といった著名なアニメ制作関係者からも絶賛されています。

経歴

山内は1995年の作品『女神天国』以降、スタジオ・ファンタジアに出向中です。彼の描くキャラクターは、セクシーさや可愛さを兼ね備え、多くのファンに支持されています。特に、脚だけを強調したデザインスタイルについては、彼自身が「胸など必要ない」と公言するほどのこだわりを持っています。これが一因となり、彼は「日本が誇る三大脚アニメーターの一人」と称されるようになりました。

参加作品

山内則康は、数多くのテレビアニメに携わっており、その代表作は以下の通りです。

• - 1984年: 『超力ロボ ガラット』 (原画)
• - 1985年: 『超獣機神ダンクーガ』 (キャラクターデザイン・衣装デザイン・原画)
• - 1987年: 『シティーハンター』 (原画)
• - 1989年: 『アイドル伝説えり子』 (キャラクターデザイン・作画監督・原画)
• - 1993年: 『美少女戦士セーラームーンR』 (原画)
• - 1995年: 『恐竜冒険記ジュラトリッパー』 (原画)
• - 1999年: 『名探偵コナン』 (原画)
• - 2001年: 『ナジカ電撃作戦』 (キャラクターデザイン・総作画監督・作画監督・原画・オープニングアニメーション・エンディングアニメーション)
• - 2013年: 『東京レイヴンズ』 (作画監督)
• - 2021年: 『EDENS ZERO』 (作画監督)

特に『シティーハンター』や『美少女戦士セーラームーンR』などは、彼のスタイルが色濃く反映されています。

また、映画作品やOVAにも参加しており、例えば1984年の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』や、1993年の『劇場版 美少女戦士セーラームーンR』などがあります。彼の作品はジャンルを問わず多岐にわたり、その幅広い技術力とセンスの良さは業界内外で高く評価されています。特に近年では、ウェブアニメや18禁ゲームのデザインにも携わるなど、多様な活動を展開しています。

作品のスタイル

山内のデザインは、キャラクターに芭蕉のような特徴的で美しい脚線美を与えています。このアプローチにより、彼のキャラクターは見る者に強い印象を残します。アニメファンの間では、彼の作品を通じて描かれる女性キャラクターの姿勢や表情には、特別な魅力があると評判です。

結論

山内則康は、日本のアニメーション界において確固たる地位を築いたアニメーターであり、独自のスタイルで多くの作品に寄与してきました。今後も彼が手掛ける新しい作品に注目が集まります。

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