山口いづみについて
山口いづみ(やまぐち いづみ)は、
1954年10月3日生まれの日本の女優です。
東京都渋谷区原宿に生まれ、エフロード(フルハウスグループ)に所属。一男を持つ母でもあり、長男の
山口賢人は同じく
俳優として活動しています。
学歴とキャリアの始まり
東京女学館高等学校を中退後、彼女は
東宝芸能アカデミーで演技の基礎を学び、
1986年まで渡辺プロダクションに所属していました。小学生のときに劇団「子鹿」に参加し、初めて出演したドラマは『
人間の条件』で、中国系の子供を演じました。
1972年には『続大奥の女たち』で正式に芸能界デビューを果たし、同時に『緑の季節』で歌手デビューも果たしましたが、すぐに女優業に専念しました。
代表作と出演歴
山口いづみは、時代劇から現代劇まで多様なジャンルのテレビドラマに出演しました。特に『雑居時代』や『
大江戸捜査網』『水戸黄門』などの名作において、彼女の演技は多くの視聴者に愛されました。1982年には証券会社に勤務していた男性と結婚し、二人の男児をもうけました。
2010年からはエフロードに所属し、より幅広い活動をしています。また、
クロアチアの人気歌手メリ・ツェティニッチの曲「ツェトリ・スタジューナ(四季)」を知り、ライブで
クロアチア語でパフォーマンスを行うなど、国際的な活動も見受けられます。2011年には
クロアチアを訪れ、ファンに歓迎されました。
映画とテレビドラマ
彼女の映画デビュー作は、
1972年の『
祭りだお化けだ全員集合!!』であり、以降も『喜劇 ここから始まる物語』や『襟裳岬』など、多数の作品で活躍しています。特に『水戸黄門』では、長期にわたりキャラクターを演じ続け、多くの視聴者に親しまれました。テレビドラマでは『高校教師』『華麗なる一族』などでも存在感を発揮し、さまざまな役をこなしました。
音楽活動とその他の事業
女優業を行いながら、音楽活動にも力を入れてきた山口いづみ。彼女のシングルやアルバムは、数々のドラマの主題歌としても用いられています。「コメディードラマ・ソングブック」などのオムニバス盤にも参加し、その多才さを証明しています。加えて、テレビCMにも出るなど、広範なメディアでの活動が見られます。
結論
山口いづみは、日本のエンターテインメント界においてリアルな存在感を持った女優です。彼女の活動は現在も続いており、多くの人々に影響を与えています。これからも新たな挑戦が期待される彼女に注目が集まります。