山口かなめ

山口 かなめ (やまぐち かなめ)

山口かなめは、1989年11月6日生まれの元女子バレーボール選手で、兵庫県川西市出身です。彼女のバレーボール人生は実姉の影響で小学3年生から始まりました。バレーボールに対する情熱は、彼女を数々の大会での成功へと導きました。

来歴

四天王寺高校に進学すると、彼女は3年生の時に主将としてチームを率い、春高バレーやインターハイなどの大会で目覚ましい成績を収めました。2008年には東海大学に進学し、近江あかりや吉村志穂とともに1年生カルテットとして活躍し、春季2部リーグでは準優勝を果たします。12月には全日本インカレでも準優勝し、明るい未来を展望させました。

2011年には第26回ユニバーシアードの代表に選出され、その年の12月には全日本インカレでの優勝を成し遂げ、自らも大会MVPに輝きました。この成功により、JTマーヴェラスへの入団内定が発表され、彼女はプロバレーボール選手としての道を進むこととなります。

2013年には再びユニバーシアードの代表に選ばれ、国際舞台での経験をさらに深めていきました。翌年、2014年5月にはJTを退団し、NECレッドロケッツに移籍します。

NECではスターティングセッターとして活躍し、チームは10年ぶりに優勝を果たし、山口自身もベスト6に選出される快挙を達成しました。2016/17シーズンには再び優勝に貢献し、自身2度目となるベスト6に選出されることとなりました。2017年にはFIVB世界クラブ女子バレーボール選手権の神戸大会で着実なプレーを披露し、ベストセッターに選ばれるという栄誉を持ちました。

山口は2018/19シーズンをもって現役を引退し、その後は会社員として働きながらバレーボールの指導者や解説者としても活動を行っています。彼女のキャリアは多くの若い選手たちにとっての手本となっており、現在もバレーボール界に貢献し続けています。

球歴

• - ユニバーシアード代表: 2011年、2013年

所属チーム

• - 川西市立久代小学校
• - 川西市立川西南中学校
• - 四天王寺高校
• - 東海大学 (2008-2012年)
• - JTマーヴェラス (2012-2014年)
• - NECレッドロケッツ (2014-2019年)

受賞歴

• - 2015年: 2014/15 Vプレミアリーグ ベスト6
• - 2017年: 2016/17 Vプレミアリーグ ベスト6、バレーボール女子世界クラブ選手権 ベストセッター

個人成績

彼女のVプレミアリーグでの個人成績は素晴らしいものであり、プロ選手としての実力を象徴しています。

参考文献

• - 月刊バレーボール 2011年4月号 75ページ

山口かなめは、その素晴らしいキャリアを経て、多くの人々にインスピレーションを与え続けています。

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