山口和之

山口 和之（やまぐち かずゆき）

山口和之（やまぐち かずゆき、1956年4月7日生まれ）は、日本の政治家および理学療法士として知られる人物です。福島県出身で、日本維新の会に所属し、過去には参議院議員を1期、衆議院議員も1期務めました。また、福島県理学療法士会の会長や、藍野大学医療保健学部の非常勤講師としても活動しています。

来歴

山口は福島県福島市で生まれ、地元の三河台小学校、岳陽中学校を経て、福島商業高等学校に進学しました。その後、国際商科大学商学部で商学を学び、さらに東京衛生学園専門学校リハビリテーション学科を卒業しました。理学療法士の国家資格を取得した後、総合南東北病院のリハビリテーションセンター科長を務め、郡山女子大学で非常勤講師としても働きました。

2009年の第45回[[衆議院議員総選挙]]では、民主党から比例東北ブロック単独25位で出馬し、見事に当選を果たしました。次の2012年には、参議院議員通常選挙の比例区において民主党の公認を受けるも、衆議院議員としては失職しました。2013年には民主党を離党し、みんなの党に参加。同党の公認を受け、参議院選挙に見事当選しました。

しかし、2014年にみんなの党内の対立が激化する中、山口は「平和的分党」を提案し、解党に反対票を投じました。その後、無所属の立場で「日本を元気にする会」に参加し、政党の広報委員長として活躍しましたが、2018年には同会を解散し、自身も政党支部を解散しました。

2019年には日本維新の会に入党し、その後の参議院選挙では公認候補として出馬しましたが、残念ながら落選しました。しかし、2022年には再度日本維新の会に公認され、比例区からの選出を目指しましたが、またもや落選。. 同年5月には福島県総支部の幹事長に任命されるという新たな役割を担っています。

政策・主張

山口氏は選択的夫婦別姓の導入を支持し、第9条を含む日本国憲法の改正にも賛成しています。特に、自衛隊の役割を明記すべきだと主張しています。集団的自衛権の行使に関する内閣法制局の解釈見直しにも賛成しており、日本の核武装に関しては検討すべきでないとしています。さらに、村山談話や河野談話の見直しを支持し、内閣総理大臣や他の国務大臣の靖国神社参拝には反対の立場です。また、TPPへの参加や労働市場の規制緩和、そして原子力発電に対しては、日本には不要との姿勢を示しています。

人物

趣味としては、水泳に取り組んでいた経験があり、国体やインターハイにも参加したことがあります。さらに、スキー1級の資格を有し、ソフトボールやスキューバダイビングも楽しんでいます。

まとめ

山口和之氏は、福島県出身の政治家として多岐にわたる経験を持つ人物であり、理学療法士としての専門知識を活かしながら、政治の世界でもさまざまな役割を果たしてきました。引き続き、彼の政治活動や主張に注目していくことが重要です。

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