山口寿一

山口寿一（やまぐち としかず）

プロフィール

山口寿一氏は、1957年3月4日生まれの日本のジャーナリスト、新聞記者、そして実業家です。東京都出身で、早稲田大学政治経済学部を卒業後、1979年に読売新聞社に入社しました。

ジャーナリスト・記者としてのキャリア

読売新聞社では、主に社会部や司法担当の記者として長年活躍しました。特に法務省（司法）記者クラブではキャップを務めるなど、司法分野に精通していました。その取材力と情報収集能力は高く評価されていました。

読売新聞グループ本社での役割

2002年、読売新聞社が持株会社制に移行し、読売新聞グループ本社が設立された際、山口氏は新設された法務部長に就任しました。ここでは、グループ全体の法務事務を統括する責任者として、その手腕を発揮しました。その後、2009年にはグループ本社執行役員、2011年にはグループ本社取締役および東京本社常務取締役（広報・コンプライアンス担当）に昇進し、2012年には東京本社専務取締役に就任しました。

読売新聞東京本社代表取締役社長へ

2015年、山口氏は白石興二郎氏の後任として読売新聞東京本社代表取締役社長に就任しました。これは、長年の記者としての経験と、グループ本社での経営幹部としての実績が評価されたものです。翌年の2016年には、読売新聞グループ本社代表取締役社長にも就任し、現在に至ります。

その他の役職

山口氏は、読売新聞グループ以外にも様々な役職を兼任しています。2016年からは日本相撲協会の理事（外部招聘）を務めており、相撲界の発展にも貢献しています。また、2018年7月18日には、老川祥一氏の後を継ぎ、読売巨人軍の第8代球団オーナーに就任しました。さらに、2019年には日本新聞協会会長にも就任し、新聞業界全体の発展にも尽力しています。2022年には、日本テレビホールディングス代表取締役会議長に昇任しました。2023年4月1日には、東京医科歯科大学学長選考委員会の座長に昇任し、教育分野にも貢献しています。そして、2023年6月には、読売新聞東京本社代表取締役会長に就任しました。

まとめ

山口寿一氏は、ジャーナリスト、新聞記者、実業家として多岐にわたる分野で活躍しています。読売新聞グループの経営トップとしてだけでなく、日本相撲協会、読売巨人軍、日本新聞協会など、様々な組織の要職を歴任し、そのリーダーシップを発揮しています。その幅広い経験と知識を生かし、日本のメディア業界、スポーツ界、教育界に大きな影響を与え続けている人物と言えるでしょう。

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