山口県立防府商工高等学校

山口県立防府商工高等学校



概要


山口県立防府商工高等学校（やまぐちけんりつほうふしょうこうこうとうがっこう）は、山口県防府市の中央町にある公立の商工高等学校です。略称は「防商」で、商業と工業の教育を行っていることで知られています。2012年4月、機械科を新設し、現在の校名に改称されました。それに伴って、旧防府商業高等学校は生徒の卒業年である2014年3月まで存続しました。

歴史


この学校は、1929年に「防府商業学校」として設立され、実業教育の先駆けとなりました。2019年には創立90周年を迎え、長い歴史をもちます。校訓は「信・創・翔」であり、生徒たちに誠実さ、創造性、そして飛翔する精神を育むことを目指しています。

校章と校歌


新たな校章は、地球を象徴する球体と校訓「翔」を表す羽の絵を組み合わせたデザインとなっており、中心には「商工」の文字が縦書きで配置されています。また、校歌は防府商業高等学校のものを引き継ぎ、作詞は和田健氏、作曲は弘中策氏によるもので、歌詞の各番には校名が登場します。

設置課程と学科


現在の設置課程としては、全日制に商業科、情報処理科、機械科があり、それぞれに定員が設定されています。また、一部の科には 計120名の商業科、40名の情報処理科、80名の機械科が設けられ、定時制には普通科が設置されています。

教育活動


この学校では、実践的な授業を取り入れたカリキュラムが組まれています。特に「防商ホットショップ」では、生徒が店舗経営やコミュニティ講座などを通じて実際の販売活動を体験できる場を提供しています。また、「天神まちかどフェスタ」というイベントも毎年開催されており、生徒たちが自主的に模擬店を操業し、多くの来場者を迎えています。

学校生活


制服は、全日制課程で男子が学生服、女子がブレザーを着用しています。部活動も盛んで、運動部、文化部問わず多様な選択肢が用意されています。また、全国高等学校文化祭やスポーツ大会にも積極的に参加し、多くの成果を上げてきました。

部活動


運動部



文化部



出身者


著名な出身者には、女優の三田登喜子氏、元プロ野球選手の藤本哲男氏、松崎泰治氏、競艇選手の津田裕絵氏などがいます。

交通アクセス


学校へのアクセスは便利で、最寄りのJR防府駅やバス停からのアクセスが可能です。また、山陽自動車道防府東ICも近く、交通の便が良好です。

周辺環境


周囲には、山口県立防府高等学校やイオン防府店、桑山公園など、地域社会に根ざした施設が整っています。

このように、山口県立防府商工高等学校は歴史ある教育機関として、地域と共に発展を続けています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。