山口県道111号岩国美和線の概要
山口県道111号岩国美和線(やまぐちけんどう111ごう いわくにみわせん)は、
山口県の
岩国市を走る一般県道です。この道路は、
岩国市多田から美和町西畑までの約22キロ
メートルにわたる区間を結んでいます。特に
山口県道59号岩国錦線との交差点である
岩国市阿品を起点とし、終点は
山口県道・広島県道2号岩国佐伯線との交差点近くに位置しています。
路線データ
この路線の詳細は以下の通りです:
歴史
岩国美和線は
1958年(
昭和33年)
10月1日に
山口県告示第644号の2により正式に認定されました。
1972年(
昭和47年)には、県道番号の再編が行われ、現在の番号に変更されました。さらに
2006年(平成18年)
3月20日には、
岩国市と
玖珂郡の町村が合併し、新しい
岩国市が発足。これにより、この路線は全線が
岩国市域内に位置することとなり、終点の表記も変わりました。
路線状況
この道路には重複区間があります。具体的には、
山口県道135号北中山岩国線と交差する区間が含まれます。この部分は、
岩国市美和町大根川から渋前の間にかけて、両路線が重複しています。
道路施設
この県道にはいくつかのトンネルが存在します:
- - 松尾トンネル: 延長657メートルで、1984年(昭和59年)に完成。多田と美和町長谷を結ぶ区間にあります。
- - 美和トンネル: 延長418メートルで、同じく1984年に完成。このトンネルは美和町大根川と佐坂を結んでいます。
地理
この県道は、
岩国市を通過しています。沿線にはいくつかの重要な施設やランドマークがあります。例としては、
岩国市役所藤河出張所、
岩国市立美和図書館、美和文化会館、
山口県立岩国高等学校坂上分校、美和ゴルフクラブ、
岩国市立美和病院などが挙げられます。
峠
県道111号には、松尾峠があります。ここは
岩国市多田と
岩国市美和町長谷を結ぶ地点に位置しており、風光明媚な景観を楽しむことができます。
まとめ
山口県道111号岩国美和線は、地域の交通インフラとして重要な役割を果たしており、歴史とともに発展してきた路線です。その沿線には様々な施設が集まり、交通の便を向上させる要素が数多く存在しています。これからも多くの人々に利用され、地域振興に寄与していくことでしょう。