山口裕人

山口裕人：日本のキックボクシング界での軌跡

山口裕人（やまぐち ひろと、1992年5月20日生まれ）は、大阪府松原市出身の男性キックボクサーです。彼は道化俱楽部に所属しており、格闘技界では知名度の高い選手です。かつてはWPMFの世界スーパーライト級暫定王者として活躍していました。また、彼の弟も元格闘家の山口侑馬であり、兄弟揃って格闘技界に名を刻んでいます。

来歴

裕人は小さい頃から空手を学んでいましたが、2008年にキックボクシングに転向し、プロデビューを果たしました。彼は2010年からDEEP KICKを主な舞台として8連勝を記録し、その勢いを保っていきました。

2012年9月9日には、Krush YOUTH GP 2012 -63kgの開幕戦で木村“フィリップ”ミノルと対戦。裕人は第1ラウンドに左フックでKO勝利を収め、注目を集めました。これは彼のキャリアの中でも特に印象深い試合となりました。

しかし、彼の戦いは順調だけではありませんでした。2017年4月8日に行われたSHOT BOXING 2017 act.2では、鈴木博昭との対戦で第5ラウンドに左ストレートからの肘打ちによってKO負けを喫し、この敗北は彼にとって大きな試練となりました。

RIZINでの挑戦

山口は2016年4月17日に行われたRIZIN.1でデビューし、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者の大和哲也と対戦しました。この試合では第1ラウンドで3回のダウンを奪われ、KO負けとなってしまいました。彼はこの経験を糧に、さらなる向上を目指しました。

その後、2019年6月2日にRIZIN.16でRISEライト級王者の白鳥大珠と対戦した際も、3ラウンド判定負けを喫し、更なる試練を経験しました。

RISEでの活躍

裕人は2023年3月26日にRISE ELDORADO 2023でタリソン・ゴメス・フェレイラとの試合を行い、第2ラウンドでKO勝利を収めました。この試合では、彼の才能が再び証明され、多くのファンを魅了しました。

しかし、その後の2023年11月19日にはFIGHT CLUBで総合格闘家の西谷大成と対戦し、1ラウンドで3度のダウンを奪われてしまい、KO負けを喫する結果となりました。これまで数多くの試合を重ねた彼ですが、常に試合の結果によって浮き沈みすることが求められます。

人物・エピソード

山口は、格闘技のみならず話題の中心となる存在でもあります。彼の戦績は多くの人々にインスピレーションを与えており、またその人柄でも愛されています。選手活動を通じて常に挑戦を続ける姿勢は、多くのファンにとって欠かせない要素です。

戦績と獲得タイトル

彼はプロのキックボクシング選手として、多数のタイトルを獲得しています。特にWPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者、元イノベーションスーパーライト級王者、元DEEP☆KICK-63kg級王者、元DEEP☆KICK-65kg級王者として名を馳せています。これらの成果は、彼の実力が認められている証拠です。

以上が山口裕人選手の概要とその格闘技人生です。今後の彼の活躍にも目が離せません。

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