山岡俊

山岡 俊

山岡 俊（やまおか たかし）は、1976年4月24日に山形県東根市で生まれた、日本の元ラグビー選手であり指導者である。主にフッカー（HO）としてプレーし、日本代表キャップを10獲得した経験を持つ。現役引退後は指導者の道へ進み、2018年現在、かつて選手として所属したサントリーサンゴリアスでフォワード（FW）コーチを務めている。

プロフィール

生年月日: 1976年4月24日
出身地: 山形県東根市
ポジション: フッカー（HO）
体格: 身長175cm、体重98kg
日本代表キャップ: 10

経歴

山岡氏がラグビーと出会ったのは高校時代からである。

学生時代

山形県立山形中央高等学校に進学し、ラグビー部に入部。ここで本格的に競技を開始すると、すぐに頭角を現し、高校在学中に高校日本代表に選出されるという栄誉を得た。1995年に同校を卒業後、ラグビーの強豪校として名高い明治大学へ進学した。大学ラグビー界でも中心選手として活躍し、4年生となった1998年には明治大学ラグビー部のキャプテンに就任。チームリーダーとして部を牽引し、そのリーダーシップとプレーで注目を集めた。

サントリーサンゴリアスでの選手キャリア

1999年に明治大学を卒業すると、山岡氏は当時社会人ラグビー界のトップチームの一つであったサントリー（現・サントリーサンゴリアス）に入団した。フッカーとして、175cm、98kgという恵まれた体格を活かした力強いプレーでチームに貢献。スクラム最前列を担う重要な存在として、長年にわたりサントリーのスクラムを支えた。

国内リーグでの活躍に加え、山岡氏は日本代表にも選出された。2004年、イタリア代表とのテストマッチで日本代表として国際試合に初出場。その後も代表の試合に出場し、通算で10キャップを獲得した。世界の強豪を相手に、フッカーとして正確なセットプレーやフィールドプレーで日本のために戦った。

サントリーサンゴリアス一筋で選手生活を送り、チームの中心選手として活躍を続けた後、2012年に惜しまれつつも現役を引退した。

指導者として

現役引退後、山岡氏はラグビー界に留まり、指導者としてのキャリアをスタートさせた。選手として長年培ってきた豊富な経験と知識を活かし、古巣であるサントリーサンゴリアスのスタッフに就任。フォワード陣の強化をミッションとし、2018年現在、同チームのフォワードコーチを務めている。若手選手の育成や、チーム全体のレベルアップに貢献しており、選手時代とは異なる立場でサントリーサンゴリアスを支えている。

関連情報

山岡 俊氏に関連する人物や組織には、以下のものがある。

出身地: 山形県東根市
出身校: 山形県立山形中央高等学校、明治大学
所属チーム: サントリーサンゴリアス（選手、コーチ）
* 関連人物: 石田大起（明治大学ラグビー部時代の同級生）

山岡俊氏のラグビー人生は、常に向上心を持って競技と向き合い、選手として、そして指導者としてラグビーの発展に貢献し続ける模範的なキャリアと言えるだろう。

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