山崎靖彦

山崎靖彦（やまざき やすひこ）は、1931年5月7日に生まれ、没年は不詳の日本のラグビー選手です。主にフランカー（FL）のポジションで活躍しました。

来歴

山崎選手は、1950年に福岡県中学修猷館を卒業後、早稲田大学に進学し、ラグビー部に入部しました。大学卒業後の1954年には、八幡製鐵（現在の日本製鉄）に入社し、同社のラグビー部でプレーを続けました。

1955年1月6日、山崎選手は1954年度の全国社会人ラグビーフットボール大会決勝に出場し、大映を破って優勝を飾りました。さらに翌1956年1月6日には、1955年度の同大会決勝でも近鉄を破り、チームを連覇に導く活躍を見せました。

その後の1959年1月8日には、1958年度の全国社会人ラグビーフットボール大会決勝で再び近鉄を破って優勝。翌1960年1月8日には、1959年度の同大会決勝に主将として出場し、またも近鉄を破り優勝を果たしました。そして、1961年1月8日には、1960年度の同大会決勝でも近鉄を下し、前人未到の3連覇を達成しました。

山崎選手は、ラグビー日本代表にも選出され、1956年3月4日に平和台ラグビー場で開催された豪州学生選抜第2回来日第3戦に出場し、日本代表としてのキャップを1つ獲得しました。


山崎選手の活躍は、八幡製鐵ラグビー部の黄金時代を築き、社会人ラグビー界に大きな足跡を残しました。彼の力強いプレーとリーダーシップは、多くのラグビーファンに記憶されています。

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