山形銀行ライヤーズ

山形銀行ライヤーズについて

山形銀行ライヤーズ（やまがたぎんこうライヤーズ）は、山形県を中心に活動している女子実業団バスケットボールチームであり、日本社会人バスケットボールリーグに所属しています。このチームは、銀行のイメージキャラクター『ジャングル大帝』からインスピレーションを受けた名前として、1989年に創設されました。「ライヤーズ」という名称は、レオのパートナーである『ライヤ』から名付けられました。

チームの歴史

ライヤーズは設立以来、地域のスポーツ文化を支える存在として、様々な大会に出場してきました。1992年には地元で行われた「べにばな国体」で準優勝を果たし、その後も国体や実業団の全国大会での成績を残し、東北地区を代表する女子バスケットボールチームとしての地位を確立しました。特に秋田銀行と共に、地域のバスケットボールシーンで強豪として知られています。

ヘッドコーチの変遷

2000年には、女子日本代表チームのコーチを歴任していた小嶋裕二三がチームのヘッドコーチに就任しました。彼の指導のもと、ライヤーズは質の高いプレーを展開し、特に2006年の「のじぎく兵庫国体」では、山形県の選抜チームにおいて主要な役割を果たし、見事優勝を飾りました。

その後、2008年にはアトランタ五輪日本代表として活躍した山田かがりが新たにヘッドコーチに就任しました。彼女の指導によりチームはめざましい成績を収め、全日本実業団大会、全日本社会人選手権、全日本実業団選手権の3冠を達成するなど、輝かしい戦歴を築きました。

近年の成績とコーチ陣

2011年には、オールジャパンで日立ハイテククーガーズを破り、見事ベスト8に進出。これはチームの実力を再確認させる結果となりました。しかし、その後山田がアイシン・エィ・ダブリュ ウィングスのコーチに就任したため、ライヤーズのヘッドコーチには元三菱電機の選手であり、埼玉ブロンコスなどでの指導経験を持つ福島雅人が就任しました。

また、アシスタントコーチには元JXの本田雅衣が加わり、選手復帰を果たしました。彼女は2014年に退団し、羽田ヴィッキーズへ移籍しましたが、チームに多くの影響を与えた存在でした。

まとめ

山形銀行ライヤーズは、長い歴史を持ち、地域に根ざした女子バスケットボールチームとして成長してきました。今後も引き続き、実業団リーグでの活躍が期待されています。ファンはもちろん、多くの地域の人々がライヤーズの活躍を応援し続けています。公式ホームページでは最新の試合情報や選手の情報を掲載しており、ファンにとって心強い存在となっています。チームのさらなる躍進に注目が集まります。

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