山本一徳
山本 一徳 (やまもと かずのり)
プロフィール
経歴
プロ入り前
山本一徳は島根県の安来市で生まれ、小学校1年生から野球を始めました。安来高校では、2年生の夏の県大会で7回コールドのノーヒットノーランを達成し、チームをベスト4に導きました。しかし3年生の時に腰を痛め、その年の夏の大会では外野手として活躍しましたが、ベスト8で敗退しました。高校を卒業した後、山本は上京し浪人生活を経て、一般入試で早稲田大学に進学しました。
早稲田大学での野球時代は、リーグ内での著名なエースとして知られる宮本賢や大谷智久の影に隠れ、出場機会に恵まれませんでした。在学中の通算成績は12試合で0勝0敗、防御率4.70、そして20奪三振でした。しかし、彼の身体的な才能と独自のスリー・クォーターから投げる最速144km/hの速球が評価され、2006年のプロ野球ドラフトで日本ハムから5巡目指名を受けました。
日本ハム時代
2007年、山本はルーキーとして開幕一軍に登録され、12試合に登板。翌2008年は一軍での出場はありませんでしたが、二軍で43試合登板し、多くの経験を積みました。2010年オフには根本朋久とのトレードで千葉ロッテマリーンズに移籍が決まりました。
ロッテ時代
2011年7月20日、対オリックス戦にてプロ入り初勝利を収め、年間では自己ベストの14試合登板、防御率2.87を記録。2012年は1軍での出場がありませんでしたが、二軍での17試合に登板したものの、結果は厳しいもので、防御率は10.45を記録しました。また、同年10月に戦力外通告を受け、現役を引退しました。
引退後
引退後は古巣の日本ハムに復帰し、ベースボール・オペレーション・システムの担当職員として新たなキャリアをスタートさせました。彼の豊富な経験は、若手選手の指導に活かされることでしょう。
詳細情報
年度別投手成績
- - 初登板: 2007年3月27日、対オリックス・バファローズ1回戦（京セラドーム大阪）
- - 初奪三振: 2007年3月31日、対西武ライオンズ3回戦（札幌ドーム）
- - 初先発: 2007年9月23日、対福岡ソフトバンクホークス23回戦（札幌ドーム）
- - 初勝利: 2011年7月20日、対オリックス・バファローズ11回戦（京セラドーム大阪）
背番号
- - 44 （2007年 - 2010年）
- - 28 （2011年 - 2012年）
関連項目
外部リンク
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