山本久夫 (野球)

山本 久夫（やまもと ひさお）

山本久夫は1940年に山口県で生まれた元プロ野球選手で、内野手として活躍しました。彼のプロキャリアは1961年に始まりました。出身地である山口県桜ケ丘高から進んだ社会人野球の東洋高圧彦島を経て、彼はプロの世界に飛び込みました。

プロ入りからの経歴

1961年、山本は東映フライヤーズに入団しました。入団初年度から彼は二塁手としてスタメンに名を連ね、背番号14を背負って二番打者として打線に貢献しました。特にその年の印象的な出来事は、7月末に発生した故障による欠場です。この影響で、彼は定位置をエディ武井に奪われてしまいます。それでも、9月に復帰した山本は、同年のシーズンに84試合に先発出場し、積極的にプレーしましたが、結果的に年間で40失策を記録するなど課題も残しました。

1962年に入ると、チームに新たに加入した岩下光一の影響でレギュラーの座を失い、山本は出場機会が限られた結果、たった26試合の出場にとどまりました。さらに、1963年も出場はわずか2試合に終わりました。

中日ドラゴンズへの移籍

1964年、彼は中日ドラゴンズに移籍します。この年、彼は故障により不在となっていた選手の穴を埋める形で三塁手として3試合に先発出場しました。翌1965年には、江藤慎一の代わりとして外野手としても出場しましたが、この年をもって彼は現役を引退しました。

背番号とその遷移

山本の選手時代の背番号は、以下の通り変遷しました：

• - 14（1961年 - 1963年）
• - 4（1964年 - 同年途中）
• - 37（1964年途中 - 同年終了）
• - 30（1965年）

引退後の活動

長年の選手生活を経て、彼は引退後の動向についてはあまり多く知られていませんが、野球界と何らかの関わりを持っていると考えられます。山本久夫は、そのプレースタイルや献身的な姿勢で多くのファンに愛された選手でした。彼のキャリアは、技術向上の重要性や、選手間の競争がどれほど厳しいかを教えてくれるものでした。

関連項目

• - 山口県出身の人物一覧
• - 北海道日本ハムファイターズの選手一覧
• - 中日ドラゴンズの選手一覧

山本久夫の成績に関する詳細は、NPB（日本野球機構）の公式サイトで確認できます。

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