山本大斗

山本 大斗（やまもと だいと）

山本大斗は、2002年8月9日に鳥取県米子市で生まれ、外野手として千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手です。彼は右投右打のプレイヤーで、若くしてその才能を開花させつつあります。

経歴

プロ入り前

山本は米子市立車尾小学校に在学中の1年生から野球を始め、車尾スポーツ少年団でプレーしました。小学校6年生の時には主将を務め、第34回高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会でベスト16進出を果たしました。また、その後の第21回西日本学童軟式野球大会では鳥取県勢初の準優勝を成し遂げました。

中学校では、米子ボーイズで硬式野球に挑戦。同学年には岡本大翔という優秀なチームメイトがいました。高校は開星高等学校に進学し、1年秋から外野のレギュラーとして活躍しました。しかし、2年夏の試合では石見智翠館高校に逆転され、甲子園出場を逃してしまいます。3年次には新型コロナウイルスの影響で公式戦が中止されましたが、独自大会での数々の好成績を残し、特に松江南高校戦では5球団のスカウトが視察する中で2打席連続本塁打を記録。大会後にはプロ志望届を提出しました。

プロ入り

2020年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから育成3位指名を受け、11月には契約を結びました。背番号124でプロ生活をスタートさせました。

ロッテ時代

2021年、山本はシーズン初めから若手選手として注目されます。二軍の開幕戦で初打席から本塁打を放ち、シーズン通算93試合で5本塁打を記録しました。また、みやざきフェニックスリーグでも存在感を示しました。

2022年には春季キャンプに一軍選手として参加し、7月には支配下選手契約を結んで背番号を61に変更。その後、二軍での好成績とともに、9月にはプロ初の一軍昇格を果たしましたが、結局は安打を記録することはできず。しかし、イースタン・リーグではチーム最多の12本塁打を放ち、その実力を証明しました。

2023年は5月に初先発を果たし、プロ初安打も記録。しかし、1軍出場は限られ、安打も1本に留まります。それでもイースタン・リーグでは9本塁打を挙げるなど、成長を見せています。シーズン後には右足の疲労骨折で手術を受けましたが、年俸も上がるなど明るい未来が期待されています。

2024年にはイースタン・リーグで打率.279、19本塁打を記録し、本塁打と打点の二冠に輝くなど、大きく成長を遂げました。

選手としての特徴

山本は「ダイナマイト山本」という愛称で呼ばれるほど、そのパンチ力のあるバッティングが持ち味で、未来の大砲候補として期待されています。また、守備面でも強肩が魅力とされ、多くのスカウトから注目を集めています。

記録と今後

2023年度シーズンまでの成績を鑑みても、彼の成長は明らかです。今後の活躍がますます楽しみな選手です。

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