山本杏

山本杏

山本杏（やまもと あんず、1994年6月18日 - ）は、神奈川県横浜市出身の日本の女子柔道家。4歳から柔道を始め、数々の輝かしい実績を築き上げました。現在は現役を引退し、パーク24に所属しながら、後進の指導にあたっています。

プロフィール

身長: 158cm
体重: 57kg級、63kg級
組み手: 左組み
得意技: 小内刈、袖釣込腰
* 所属: パーク24

経歴

幼少期 - 中学時代

柔道は4歳の時に、父親が指導者を務める朝飛道場で始めました。小学校6年生の時には全国小学生学年別柔道大会45kg級に出場し、決勝トーナメントに進出。六角橋中学時代は全国中学校柔道大会への出場は叶いませんでしたが、全日本ジュニア52kg級で2位に入賞し、その才能の片鱗を見せました。

中学3年生の時には、講道館杯で並み居る大学生や実業団選手を破り、見事3位入賞。15歳という若さでの快挙は、柔道界に大きな衝撃を与えました。

高校時代

桐蔭学園高校に進学後、1年生でインターハイ2位、全日本ジュニア2位と好成績を残し、世界ジュニア代表に選出。世界ジュニアでは見事優勝を果たし、その名を世界に轟かせました。同年11月の講道館杯では、高校1年生にして優勝という快挙を成し遂げました。

2年生の時には、インターハイ57kg級でオール一本勝ち優勝。世界ジュニアでも2階級制覇を達成するなど、その勢いは止まりませんでした。

3年生の時には、アジア選手権で優勝、世界団体でも優勝に貢献。講道館杯でも2階級制覇を達成し、グランドスラム・東京でも優勝を飾るなど、高校柔道界を席巻しました。

大学時代

国士舘大学に進学後も、国内外の数々の大会で活躍。世界選手権団体戦優勝、アジア大会個人・団体戦優勝など、数々のタイトルを獲得しました。

ユニバーシアードでは日本選手団の旗手を務め、個人戦3位、団体戦優勝という成績を収めました。

社会人時代

2017年4月からはパーク24に所属。講道館杯で5年ぶり3度目の優勝を飾るなど、社会人としても活躍を続けました。

2018年からは階級を63kg級に上げ、新たな挑戦を開始。アジアオープン・台北で優勝するなど、実績を残しました。

2023年8月に現役を引退。

人物像

角刈り頭がトレードマークでしたが、高校2年生の時に周囲からの勧めにより髪を伸ばし、イメージチェンジを図りました。

愛読書は岡野功の「バイタル柔道」。

戦績

数々の国際大会や国内大会で輝かしい成績を収めています。詳細な戦績は省略します。

引退後

現役引退後は、柔道で培った経験を活かし、次世代の育成に力を注いでいます。柔道教室での指導や、講演会での講演などを通して、柔道の普及と発展に貢献しています。

まとめ

山本杏は、その卓越した技術と精神力で、数々のタイトルを獲得した日本の女子柔道界を代表する選手です。現役引退後は、指導者として、柔道の未来を担う人材の育成に尽力しています。彼女のこれからの活躍に、ますます期待が高まります。

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