山本真弘

山本真弘：空手からキックボクシングへ、数々のタイトルを獲得した強豪ファイター

山本真弘は、1983年長崎県大村市生まれの日本の男性キックボクサーです。藤原ジムに所属し、元IT'S SHOWTIME 61kg MAX世界王者という輝かしい実績を持っています。彼のキャリアは、学生時代の空手から始まりました。

空手からキックボクシングへの転身

新極真会で空手を学び、2000年には全日本ジュニア空手道選手権大会の高校軽量級、翌年には高校中量級で優勝するなど、早くからその才能を開花させました。この経験が、後のキックボクシングでの成功の基礎となりました。2002年9月、全日本キックボクシング連盟（AJKF）の興行でプロデビュー。清水英樹選手に判定勝ちで華々しいスタートを切ります。

全日本キックボクシング連盟での活躍

デビュー後は、全日本キックバンタム級王者である平谷法之選手と対戦し判定ドローという結果に終わりますが、その後、2004年には再び平谷選手にTKO勝ちを収めます。その後、AJKFのトーナメントやタイトルマッチに参戦し、幾多の強豪選手と激闘を繰り広げました。2006年には、フェザー級王者である山本元気選手に挑戦し、判定勝ちで王座を獲得。しかし、日本人キラーとして知られるワンロップ・ウィラサクレック選手にKO負けを喫するなど、苦杯を嘗める経験も積みました。

IKUSA、Kick Return、Krushでの活躍とK-1参戦

2005年にはIKUSA -U60 GPで優勝。2007年にはAJKFのKick Returnトーナメントでも優勝を果たし、その実力を証明しました。2008年にはK-1への参戦を目指し、「K-1 JAPAN TRYOUT 2008」に参加、合格を果たします。K-1ルールで行われたKrush!では、J-NETWORKフェザー級王者AKIRA選手に1RKO勝ち。その後もKrushで活躍し、2009年にはKrushライト級グランプリで優勝、賞金300万円を獲得しました。同年、K-1 WORLD MAX 2009 FINAL16にも出場し、裕樹選手を下すなど、K-1の舞台でも存在感を示しました。

IT'S SHOWTIME世界王座獲得とその後

2011年、IT’S SHOWTIME世界61kg級王座挑戦者決定戦で、元RISEスーパーフェザー級王者である板橋寛選手を破り、王座挑戦権を獲得。そして、王座決定戦で勝利し、IT’S SHOWTIME世界61kg級王座を獲得しました。これは、彼のキャリアにおける大きな転換点となりました。その後も、REBELSやWBCムエタイルールなどの試合に出場し、第一線で活躍し続けました。

数々のタイトルと華々しい戦績

山本真弘選手のキャリアは、数々のタイトルと輝かしい戦績で彩られています。全日本フェザー級王座、IT'S SHOWTIME世界61kg MAX王座、IKUSA -U60 GP優勝、Kick Returnトーナメント優勝、Krushライト級グランプリ優勝など、数々の栄光を手にしました。彼の戦いは、常に観客を魅了し、キックボクシング界に大きなインパクトを与え続けています。彼の強さと、戦いへの情熱は、多くのファンに勇気を与え続けているのです。

まとめ

空手からキックボクシングへと転身し、数々のタイトルを獲得してきた山本真弘選手。そのキャリアは、努力と才能、そして不屈の精神の賜物と言えるでしょう。彼の今後の活躍にも、目が離せません。

もう一度検索