山本空良

山本空良のプロフィール

山本空良（やまもと そら）は、2000年10月29日生まれの日本の男性総合格闘家で、北海道札幌市出身です。彼は「パワーオブドリーム」に所属し、初代PFCフェザー級王者および初代Fighting NEXUSフェザー級王者の称号を持っています。彼の父親は、元総合格闘家の山本喧一という背景もあり、早くから格闘技に親しむ環境に恵まれました。

来歴

空良が総合格闘技を始めたのは小学校5年生の時で、父親のジムで鍛えられました。中学時代からは父がプロデューサーを務めるPFCに参戦し、2017年には16歳という若さで初代フェザー級王座を獲得しました。

アマチュアRIZINでの活躍

アマチュア時代の2017年には、RIZINが開催した「RIZIN FF アマチュアMMA 2017」のフェザー級部門で優勝し、プロデビューの機会を得ました。

プロデビューとFighting Nexusでの出世

2018年5月12日、空良はプロデビュー戦をSWAT!165で迎え、須貝秋彦と対戦。試合は1ラウンドで三角絞めにより一本勝ちとなりました。2020年2月にはFighting NEXUS vol.19で初代フェザー級王者決定トーナメントに出場し、上田厚志を相手に2ラウンドでの腕ひしぎ十字固めによる一本勝ち。この勝利は、彼の格闘キャリアにおける重要なステップとなりました。

2021年4月4日、彼はFighting NEXUS vol.22で須貝秋彦との再戦に挑み、TKO勝ちを収めて初代フェザー級王者の座を手に入れました。この試合後、空良は左肩の脱臼癖を治療するため手術を受けることになります。

RIZINでの挑戦

2021年11月28日、空良はRIZIN初出場となるRIZIN TRIGGER 1stで鈴木千裕と対戦しましたが、判定負けを喫しました。しかし、2022年にはその後の試合で多くの勝利を収め、特に新居すぐるに対するTKO勝ちは彼の実力を再確認させるものでした。さらに、同年5月にはFighting NEXUSのタイトルマッチで挑戦者の寿希也を相手に一本勝ちし、初防衛戦に成功しました。

その後も彼はRIZINやFighting NEXUSで多くの試合に出場しますが、厳しい戦いもありました。特に2022年11月7日に行われたFighting NEXUS vol.29では、王座を守れず難しい判定で負けを喫しました。2023年には肋骨を負傷しながらも試合を続け、その後の欠場や復帰戦を経て、プロキャリア初のKO負けを喫するなど、多くの試練を乗り越えています。

戦績とタイトル

空良の戦績はアマチュアからプロまで幅広く、初代PFCフェザー級王座と初代Fighting NEXUSフェザー級王座を獲得しています。これにより彼の名前は格闘技界で確かなものとなっています。

まとめ

山本空良は、その実力を元に、多くの挑戦を続ける総合格闘家です。これからの試合にも期待が寄せられ、彼の活躍を見守りたいと思います。

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