RIZIN TRIGGER 1st

RIZIN TRIGGER 1st 大会レポート：六角形ケージと熱戦の夜

2021年11月28日、兵庫県神戸市の神戸ワールド記念ホールにおいて、格闘技イベントRIZIN TRIGGER 1stが開催されました。本大会は、RIZINが新たに立ち上げたシリーズ「RIZIN TRIGGER」の第一回大会ということもあり、多くの格闘技ファンから大きな注目を集めました。

RIZINの大会としては初めてとなる六角形のケージが使用された点が大きな特徴です。通常使用されるリングとは異なるケージでの試合は、選手たちの戦術や試合展開に変化をもたらし、新たな魅力を生み出しました。当初はRIZINオリジナルのケージを使用する予定でしたが、コロナ禍における木材不足と価格高騰の影響により、製造が間に合わなかったため、DEEPのケージを借りて開催されました。

大会は全14試合が組まれ、キックボクシングルールとMMAルールが混在した、バラエティ豊かなカードとなりました。各試合では、ベテラン選手から若手選手まで、多くの選手がその技を競い合い、会場の熱気を高めました。

メインイベントでは、昇侍選手と萩原京平選手が対戦。激しい打撃戦とグラウンドでの攻防が繰り広げられ、最後は萩原選手がTKO勝ちを収め、大会を締めくくりました。

以下、各試合の結果を簡単にまとめます。

第1試合～第13試合: 各試合において、選手たちは持ち前の技術と闘志を燃やし、観客を魅了する熱戦を繰り広げました。キックボクシングルールでは、スピード感あふれる打撃戦が展開され、MMAルールでは、グラウンドでの攻防や関節技、絞め技など、多彩な技が飛び交いました。判定勝ち、TKO勝ち、KO勝ち、一本勝ちなど、様々な形で試合が決まりました。

第14試合 (メインイベント): 昇侍選手 vs 萩原京平選手
この試合は、両選手ともに高い実力を持つことから、大会前から大きな注目を集めていました。試合は、開始早々から激しい打撃戦となり、両選手が互いに一歩も引かない攻防を展開しました。2ラウンド、萩原選手がスタンドパンチでTKO勝ちを収めました。

RIZIN TRIGGER 1stは、新しい試みである六角形ケージと、白熱した試合の数々によって、記憶に残る大会となりました。今後のRIZIN TRIGGERシリーズにも期待が高まります。

主な対戦カード

第1試合: キックボクシングルール ○森井翼 vs ×FUJIMON♡ (判定3-0)
第2試合: MMAルール ○加藤ケンジ vs ×藤原克也 (2R TKO)
第3試合: MMAルール ○百花 vs ×未來 (判定3-0)
第4試合: キックボクシングルール ×市村大斗 vs ○テーパリット・ジョウジム (2R TKO)
第5試合: キックボクシングルール ○政所仁 vs ×平松侑 (2R TKO)
第6試合: MMAルール ×釜谷真 vs ○ダイキ・ライトイヤー (2R KO)
第7試合: MMAルール ×奥田啓介 vs ○グラント・ボグダノフ (1R リアネイキッドチョーク)
第8試合: MMAルール ○鈴木千裕 vs ×山本空良 (判定3-0)
第9試合: MMAルール ○竿本樹生 vs ×松場貴志 (判定2-1)
第10試合: MMAルール ×獅庵 vs ○魚井フルスイング (1R TKO)
第11試合: MMAルール ○住村竜市朗 vs ×木下憂朔 (2R 失格)
第12試合: MMAルール ○ストラッサー起一 vs ×川中孝浩 (1R 肩固め)
第13試合: MMAルール ○堀江圭功 vs ×中田大貴 (判定3-0)
第14試合: MMAルール ×昇侍 vs ○萩原京平 (2R TKO)

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