山根伸泉

山根伸泉のプロフィールとキャリア

基本情報

山根伸泉（やまね のぶみつ、1979年6月28日生まれ）は、千葉県千葉市出身のプロサッカー選手で、ポジションはミッドフィールダー（MF）です。彼はそのキャリアを通じて多くの成功を収め、特に日本フットボールリーグでの輝かしい活躍で知られています。

来歴

高校時代

山根選手は市立船橋高校に通い、サッカー部に所属していました。在学中の2年生のとき、第75回全国高等学校サッカー選手権大会の決勝に出場し、見事に優勝を飾ります。この経験は彼のサッカー人生において重要なスタートとなりました。

大学時代

その後、国士舘大学に進学し、大学サッカーでも早い段階からその才能を発揮しました。4年生の時には、2001年に北京で行われた夏期ユニバーシアードに日本代表として参加し、優勝を果たします。この大会での活躍により、プロの道が開かれていくこととなりました。

プロキャリアのスタート

2002年、山根選手は浦和レッズに入団しますが、出場機会を得ることができず、わずか1年で退団しました。その後、2003年にはJFLの佐川急便東京SCに移籍し、チームの主力選手として活躍します。最初は攻撃的MFとしてプレーしていましたが、徐々に守備的な役割を担うようになり、チームの司令塔として貢献しました。

佐川急便東京SCでの成功

佐川急便東京SCでの山根選手の活躍は際立っていました。2006年にはキャプテンを務め、チームをリーグ2位に導き、その年のベストイレブンにも選出されました。2007年からは、佐川急便大阪SCと合併・移転し新たに発足した佐川急便SC（後のSAGAWA SHIGA FC）に所属しました。

長期離脱と栄光

合併初年度にはJFL優勝を達成したものの、試合中の負傷によりしばらくの間離脱。その後、復帰した2008年には、チームが辛い状況にも関わらず、山根選手の復帰以降無敗でシーズンを終えることができました。2009年シーズンは全試合に出場し、再びベストイレブンとして評価され、チームの2度目の優勝に大きく貢献しました。

2011年にはチームの3度目の優勝を達成し、続いて自らも3年連続でベストイレブン、さらにはリーグMVPに選出される栄誉を得ました。

最後の年とその後

2012年には再び怪我が影響しつつも、若手選手に中盤の役割を譲りつつ攻撃的ポジションでプレーするなど、柔軟な起用法でチームに貢献しました。この年をもってSAGAWA SHIGA FCは活動を停止し、山根選手は感謝の言葉を述べてその最後の日を迎えました。

2013年からは、長年のチームメイト竹谷英之とともに地元千葉県のVONDS市原に加入し、プレーを続ける傍らでチームの職員としても活動しています。2015年からは再びVONDS市原のセカンドチームでプレーしています。

所属クラブ

• - 市立船橋高校
• - 国士舘大学
• - 2002年 浦和レッドダイヤモンズ
• - 2003年 - 2006年 佐川急便東京SC
• - 2007年 - 2012年 佐川急便SC/SAGAWA SHIGA FC
• - 2013年 - 2014年 VONDS市原
• - 2015年 - 現在 VONDS市原SECOND/VONDS市原Vert

個人成績と代表歴

山根選手の代表歴には、2001年に参加したユニバーシアードがあり、その活躍が後のプロキャリアに繋がりました。個人タイトルとしては、日本フットボールリーグのベストイレブンに5回選出（2006年、2007年、2009年、2010年、2011年）され、2011年にはMVPにも選ばれました。

終わりに

山根伸泉選手は、高校時代の栄光からプロとしての成功まで、多くの挫折や成功を経験し、その結果として今も現役を続けているサッカー選手です。彼のキャリアは、多くの若手選手にとって目標となるものでしょう。

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