山根視来

山根視来について



山根視来（やまね みき）は、1993年12月22日生まれ、神奈川県横浜市青葉区出身のプロサッカー選手です。現在はメジャーリーグサッカーのロサンゼルス・ギャラクシーに所属し、主にディフェンダー（DF）として活躍しています。また、彼は元日本代表選手であり、2021年のJ1リーグでは12アシストを記録し、アシスト王の座を獲得しました。

来歴


プロ入り前



山根は5歳の頃にあざみ野F.C.に入団しサッカーを始めました。小学校4年生の時に東京ヴェルディの下部組織に入りますが、ユースチームには昇格せず、第一学院高等学校高萩本校に進学しました。高校2年生の時には東日本大震災が発生し、学校も被災しましたが、監督の大石篤人の指示で、近隣の桐蔭横浜大学に練習場所を一時的に移します。この経験がきっかけで、山根はその後同大学に進学し、主力選手として4年間在籍しました。

湘南ベルマーレ



2016年、湘南ベルマーレに加入しましたが、初年度は負傷の影響でリーグ戦に出場できませんでした。2017年、開幕戦で「3-4-3」の右CBとして出場し、リーグ戦デビューを果たします。2018年4月にはプロ入り初得点を記録し、鹿島アントラーズ戦で勝利に貢献しました。

川崎フロンターレ



2020年に川崎フロンターレに完全移籍し、すぐに右サイドバックのポジションを確保します。7月には古巣の湘南ベルマーレ戦で得点し、シーズン通して安定したプレーを見せました。その結果、自身初のJリーグベストイレブンに選出され、多くのサポーターの支持を受けることとなりました。

LAギャラクシー



2024年には初の海外挑戦として、メジャーリーグサッカーのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍することになりました。

日本代表歴



山根は2021年3月に日本代表に初選出され、同月25日の韓国との親善試合でデビューを果たしました。同試合で初得点も挙げ、代表デビューを飾ります。また、2022年11月にはカタールW杯に向けたメンバーに選ばれ、グループリーグのコスタリカ戦でワールドカップデビューを果たしました。

プレースタイル



大学までは攻撃的なポジションで活躍していましたが、2017年に湘南の監督によって3バックの右に転向しました。ドリブル技術を生かし、攻撃に積極的に参加できるプレースタイルが特徴です。2020年の川崎では、右サイドバックとして運動量が豊富で球際にも強いプレーを見せ、最終ラインからのドリブル突破やハーフスペースを積極的に狙う姿勢が評価されています。彼の思い切りの良さとボール扱いのスキルが、密集した状況でも発揮されています。

所属クラブ



受賞歴


クラブ



個人


  • - Jリーグベストイレブン：3回（2020年、2021年、2022年）
  • - Jリーグ優秀選手賞（2022年）

人物



山根は2024年1月25日より、英語力向上を目指すプログラムに参加し、英語学習に取り組んでいます。これにより、国際舞台でもさらに活躍の幅を広げることでしょう。

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