山梨県小瀬スポーツ公園

山梨県小瀬スポーツ公園

山梨県甲府市小瀬町に位置する小瀬スポーツ公園は、県内におけるスポーツの中心地として、多くのアスリートや観客に利用されています。この都市公園は、山梨県が所有し、山梨県スポーツ協会が運営を行っています。

歴史と沿革

1975年に甲府市営の一般公園としてオープンしたこの公園は、1986年にはかいじ国体のメイン会場としてスポーツ公園に転換されました。もともとは普通の公園でしたが、国体に向けて急遽陸上競技場や野球場、体育館などが整備され、7月30日の大会開幕に合わせて編成されました。

公園内には、柔道の指導者である金辺八三郎の彰徳碑も設置されており、彼の功績を称えています。金辺は岡山県から山梨に移住し、地域の柔道技術の発展に寄与しました。

小瀬スポーツ公園の沿革を振り返ると、1975年に公園化され、1981年にかいじ国体の主会場に決定されました。1985年には所有権が甲府市から山梨県へ移行し、1986年には正式に県営公園として再オープンしました。その後も様々な施設が整備され、多くのイベントが開催されるようになりました。

主な施設

公園内には、陸上競技場、野球場、体育館、アイスアリーナ、クライミング場など、多彩なスポーツ施設が含まれています。

• - 陸上競技場：日本陸上競技連盟第3種陸上競技場で、400m×6レーンの全天候型ウレタン舗装が施されています。
• - 水泳場：50mと25mの長水路と短水路があり、日本水泳連盟公認の屋外水泳場として利用されています。幼児用プールも完備しています。
• - 野球場：プロ野球のオープン戦が開催されるなど、地域の野球文化を支えています。
• - クライミング場：高さ12mのメインウォールが2面あり、練習にも適した施設です。

交通アクセス

甲府駅からは、南口バスターミナルを利用してバスでアクセスできます。「小瀬スポーツ公園正門停留所」で下車することで、公園に到着できます。また、南甲府駅からもタクシーや徒歩でアクセス可能です。

その他の特徴

公園内には、イベント開催に合わせて臨時バスが運行されるなど、訪問者にとって利便性の高い交通手段が整っています。また、駐車場も完備されていますが、特にJリーグの試合日やイベント開催時には混雑が予想されるため、時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。

まとめ

小瀬スポーツ公園は、県内のスポーツ振興の一助となっており、地域の人々やアスリートにとってかけがえのない場所です。その多様な施設や利便性の高いアクセスにより、今後も多くのイベントや大会が実施されることが期待されています。

もう一度検索