山浦克己

山浦克己（やまうら かつみ）は、1964年9月7日生まれ、神奈川県出身の男性シンガーソングライターです。15歳でバンドを始めた彼は、インディーズシーンを中心に活動を展開し、その音楽性は多岐にわたります。

バンド活動と音楽キャリアの始まり

1979年、山浦はギタリストとして「FELIX」というバンドを結成し、音楽活動をスタートさせました。1982年にはボーカルに転向し、バンドのフロントマンとしての才能を開花させます。1983年に横浜商工高等学校（現在の横浜創学館高等学校）を卒業後、本格的にライブ活動を開始。この時期から、彼の音楽キャリアは加速していきます。

ユニット活動とライブパフォーマンス

2005年には、ギタリストのTAKA、キーボーディストのBOCCHIとともに新たなユニットを組み、ライブ活動を再開しました。このユニットでは、山浦のボーカルと、二人のミュージシャンの演奏が融合し、独自のサウンドを生み出しています。山浦は、自身のライブ活動の傍ら、daisy's Cafeなどのライブハウスでの演奏を重ね、観客を魅了し続けています。

ディスコグラフィー

山浦克己の作品は、すべてインディーズレーベルからリリースされています。主な作品には以下があります。

2003年: 「KATYDID」
2005年: 「LIVE AT DAISY'S」

これらの作品は、山浦の音楽的ルーツと多様な表現力を示しており、彼の音楽キャリアを語る上で欠かせないものです。

アニメへの楽曲提供

山浦は、アニメ作品への楽曲提供も積極的に行っています。特に以下の作品では、彼の楽曲が印象的に使用されています。

強殖装甲ガイバー（1991年）
「We're KRONOS」
「LAST HUNTER」
「GUYVER-もう一人の俺」

これらの楽曲は、アニメの世界観と見事に調和し、作品の人気を支える要素の一つとなっています。

他アーティストへの提供楽曲

山浦は、他のアーティストへの楽曲提供も多数手がけています。彼の楽曲は、幅広いジャンルのアーティストによって歌われ、多くのリスナーに支持されています。

草尾毅
「一秒ごとロンリネス」
浜田麻里
「Love N' Music」
「More Than Ever」（増田隆宣と浜田麻里の共作）

また、アニメ作品への楽曲提供も多く、以下の作品に楽曲を提供しています。

無責任艦長タイラー
エンディングテーマ「ダウンタウンダンス」
マクロス7
「GARAXY」
「GROOVE ALONE」
BLUE SEED
「HUSH-A-BYE LULLABY」（歌：TAKADA BAND　/ 作詞：松葉美保 / 編曲：飯塚昌明）
熱沙の覇王ガンダーラ
「Instant Love」
夢のクレヨン王国
「なぜと聞かれては困るけど」

これらの楽曲は、アニメのファンだけでなく、音楽ファンからも高い評価を受けています。山浦克己の才能は、シンガーソングライターとしての活動だけでなく、楽曲提供においても発揮されています。

山浦克己は、その多様な音楽活動を通して、多くの人々に影響を与え続けています。

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