山田サービスエリア

山田サービスエリア：大分自動車道におけるオアシス

山田サービスエリアは、福岡県朝倉市に位置し、大分自動車道を利用するドライバーにとって重要な休憩拠点となっています。鳥栖JCTから22.0kmの地点にあり、1990年3月10日、大分自動車道朝倉IC～日田IC間の開通と同時に開業しました。

特に注目すべきは、2012年11月21日にリニューアルオープンした下り線です。NEXCO西日本が展開する『パヴァリエ』ブランドの第一号店として生まれ変わり、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアとしては全国初となるメガソーラーシステムを導入しました。出力1,000kWのこのシステムは、年間消費電力と同等規模であり、理論上は電力の自給自足が可能な環境配慮型施設となっています。

下り線の入口は急カーブになっているため、注意が必要です。また、上下線ともにAEDが設置されているなど、安全面にも配慮が行き届いています。

施設概要

山田サービスエリアは、上り線（鳥栖方面）と下り線（大分方面）の両方に、充実した施設が揃っています。

上り線（鳥栖方面）

駐車場：大型車、小型車、トレーラー、二輪車用駐車場を完備
トイレ：男女別トイレ、車椅子用トイレ、子供用トイレ
ガソリンスタンド：ENEOS（喜多村石油）が営業（7:00～22:00）
レストラン、スナック、ショッピングコーナー：風月フーズが運営（7:00～22:00）
自動販売機、携帯電話充電器（7:00～22:00）、電気自動車急速充電設備
郵便ポスト（朝倉郵便局）

下り線（大分方面）

駐車場：大型車、小型車、トレーラー、バス専用、身障者用、二輪車用駐車場を完備
トイレ：男女別トイレ、車椅子用トイレ、子供用トイレ
ガソリンスタンド：ENEOS（ネクステージ）が営業（7:00～22:00）。ガソリンスタンド利用後は駐車場に戻れない構造となっているため注意が必要です。
フードコート、ベーカリー、テイクアウトコーナー：西日本高速道路ロジスティックスが運営（営業時間は各店舗で異なる）
ショッピングコーナー：西日本高速道路ロジスティックスが運営（7:00～22:00）
自動販売機、携帯電話充電器（7:00～22:00）、電気自動車急速充電設備
* 郵便ポスト（朝倉郵便局）

下り線については、東九州道大分方面は別府湾SAまで、日出バイパスを含む東九州道北九州方面は今川PAまで給油所がないため、事前に給油しておくことが推奨されます。また、山田SAのガソリンスタンドは深夜営業を行っていないため、深夜走行の場合は、事前に九州自動車道古賀SA、広川SA、長崎自動車道金立SAなどで給油することをお勧めします。

その他

現在、スマートインターチェンジの建設が予定されていますが、本格運用開始日は未定です。カレーパンの価格は休日によって変動する可能性があります。

山田サービスエリアは、環境への配慮とドライバーの利便性を両立させた、大分自動車道における重要な休憩施設と言えます。

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