山田ナビスコ

山田ナビスコ：東京吉本を支えるライブ構成作家

山田ナビスコ（やまだ なびすこ）は、1969年生まれの日本のライブ構成作家です。大学卒業後、カルチャー誌のライターとしてキャリアをスタートさせました。1994年、銀座7丁目劇場の座付き作家の求人に応募したことをきっかけに、ライブ構成作家としての道を歩み始めます。

東京吉本専門の構成作家

特筆すべきは、山田ナビスコが東京吉本のライブに特化して活動している点です。テレビやラジオの番組構成には一切関わらず、東京吉本所属の若手芸人のライブ構成に専念するという、非常に珍しいポジションを確立しています。

この独自の活動スタイルは、多くの若手芸人から支持を集め、厚い信頼を得るに至っています。彼のライブ構成は、芸人たちの個性を最大限に引き出し、観客を魅了する力を持っていると評されています。

多くの芸人から慕われる恩師

おかずクラブ、ネルソンズ、オズワルド、囲碁将棋など、多くの東京吉本所属の芸人が、山田ナビスコを「恩師」として名前を挙げています。彼らの証言から、山田ナビスコが単なる構成作家としてだけでなく、芸人たちの成長を温かく見守るメンターのような存在であることが伺えます。

若手芸人にとって、ライブは自身の芸を磨き、観客からの反応を直接感じられる貴重な場所です。山田ナビスコは、そのライブの構成を通じて、芸人たちが自身の魅力を最大限に発揮できるよう、サポートを続けています。

著書『東京芸人水脈史』

2022年11月には、著書『東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年』を宝島社から刊行しました。この書籍では、長年にわたり東京吉本の芸人たちと共に歩んできた山田ナビスコならではの視点で、東京吉本の歴史や芸人たちの姿が描かれています。

まとめ

山田ナビスコは、東京吉本のライブシーンを支える重要な人物です。テレビやラジオには登場しないものの、その影響力は大きく、多くの芸人たちから尊敬を集めています。彼の存在は、東京吉本のライブが常に熱気に満ち溢れている理由の一つと言えるでしょう。

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