山田元気

山田元気について

山田元気（やまだ げんき）は、1994年12月16日生まれの岐阜県中津川市出身のプロサッカー選手で、現在はJリーグ・ブラウブリッツ秋田に所属しています。ポジションはゴールキーパーです。彼は一卵性双生児で、サッカー選手の兄・山田大地も活躍しており、兄はディフェンダーとしてアルテリーヴォ和歌山に所属しています。

サッカーキャリアの始まり

元気は小学校2年生からサッカーを始め、中津川市のFC XEBECに入団しました。彼は小学4年生の時からゴールキーパーに転向し、兄と共に中学3年生まで守備の要としてチームに貢献しました。その後、進学した京都サンガF.C.のU-18チームで本格的なサッカーの道を歩み始めますが、同期には杉本大地がいて、出場機会には恵まれませんでした。2012年6月には2種登録選手としてトップチームに登録されました。

トップチームでの活躍

2013年に正式にトップチームに昇格した元気は、2014年にJ3リーグに参戦するJリーグ・アンダー22選抜の選手登録をされ、さらなる成長を遂げます。2015年には清水圭介が負傷したため、ポジションを確保しましたが、清水の復帰後には控えとなる場面が多くなりました。2016年には新たに菅野孝憲が加入し、さらにポジション争いが厳しくなり、彼はチーム内で3番手に降格してしまいます。

移籍と経験

2016年12月27日には契約更新後、2017年シーズンからレノファ山口FCへ期限付き移籍が決まり、前半戦はレギュラーポジションを獲得しますが、後半は控えに回ることが多く、21試合に出場しました。その次のシーズンでは、ケガが重なり出場機会がありませんでしたが、2018年12月にはレノファ山口FCに完全移籍し、2019シーズンからはポジション争いを経て14試合に出場します。また、2020シーズンも18試合に出るなど安定した成績を残しています。2021シーズンからは関憲太郎が加入したことで再び第3GKに降格。出場機会が減少し、2021年12月にはカターレ富山へ期限付き移籍し、自身最多となる26試合に出場しました。

現在と未来

2023年からはブラウブリッツ秋田へ完全移籍し、新たな挑戦を始めました。彼のチャントはヤマダ電機のCMに由来しており、ユニークな要素となっています。山田元気は、優れた空中戦の能力と安定したシュートストップが特長で、これからの活躍が非常に楽しみです。

代表歴とその他の面

元気の代表歴には、U-15からU-22までの年代別代表チームでの活動が含まれ、これまで多くの国際大会で経験を積んでいます。また、サッカー選手でありながら以前はモヒカンヘアにしていたこともあり、独自のスタイルでも知られています。彼の今後のキャリアに注目が集まります。

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