山田奈保

山田奈保は、1994年3月7日生まれ、兵庫県西宮市出身の日本の女優であり、女子プロレスラーとしても活躍しています。彼女の芸能活動は、地元のダンス養成スクールでの舞台公演から始まりました。その後、京都造形芸術大学に進学し、在学中の2015年には映画『赤い玉、』で女優デビューを果たしました。この作品では、奥田瑛二演じる主人公の娘役を演じました。

大学卒業後も、山田は舞台、映画、テレビドラマと幅広い分野で活躍を続けました。彼女の演技力は多くの作品で評価され、その存在感は業界内でも注目を集めました。2022年には、活動の幅を広げるため、新体制に移行したアクトレスガールズに入団し、プロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。

2022年3月13日、新木場1stRINGでの公演で、プロレスラーとしてデビューを果たしました。翌年の2023年4月1日には、アイスリボンからレンタル移籍してきた朝陽、松井珠紗と共に新ユニット「てっぺん☆」を結成しました。その後、10月にはCatMASK calicoが加わり、ユニットはさらに活気づきました。しかし、2024年2月1日に朝陽が急逝、4月15日には松井が新団体マリーゴールドに移籍、さらに4月26日にはcalicoもアクトレスガールズを去るという状況の中、山田は一人でユニットの継続を宣言しました。しかし、2024年6月30日をもって、アクトレスガールズを退団しました。

退団後、山田はプロレスラーとしての活動を続けるため、2024年7月にマリーゴールドに練習生として入団しました。同年9月19日には非公開でプロテストを受験し、見事合格。10月7日の後楽園ホール大会で、かつてのユニットメンバーである松井珠紗とのデビュー戦を自ら志願し、実現しました。デビュー戦後の12月31日、新宿FACE大会で行われた新人王決定ワンデイトーナメントでは、1回戦で咲村良子を下し、移籍後初勝利を挙げましたが、決勝で勇気みなみに敗れ、新人王獲得はなりませんでした。

山田奈保の得意技は、フィギュア・エイトです。また、彼女は入場曲として、自身が歌唱する『Kiseki』を使用しており、入場シーンも観客を魅了するパフォーマンスの一つです。

女優としての主な出演作品には、テレビドラマ『アイアングランマ2』、『死亡フラグが立ちました!』、『全裸監督』、『特捜9 season2』、『夫のちんぽが入らない』、『ほぼ日の怪談。』などがあります。映画では、『赤い玉、』を始め、『ヴァンパイア ナイト』、『夜明けまで離さない』、『純平、考え直せ』、『いけいけ!バカオンナ〜我が道を行け〜』、『悲しき天使』、『エンボク』、『俺と〇〇〇すれば売れる』などがあります。舞台では、『Dance of Hearts 10th Anniversary』、『LOVER』、『アロハ色のヒーロー』、『皆殺しの天使』など、数多くの作品に出演しています。

また、CMではアサヒビール、新日本製薬「パーフェクトワン」、イオンフィナンシャルサービスなどに出演しています。

山田奈保は、女優とプロレスラーという二つの才能を活かし、今後も幅広い分野での活躍が期待されています。

彼女の公式X（旧Twitter）アカウントは@MikShiNaで、その他にもストレイドッグプロモーション、アクトレスガールズ、マリーゴールドの公式ウェブサイトで彼女の情報が公開されています。

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